ダイエットを始めてからしばらく経って、体重を測ってみると確かに痩せてはいるが、お腹だけがどうしても落ちない。
このように、落ちて欲しい部分の脂肪が落ちなくて悩んでいる人はとても多いです。
なぜお腹痩せが難しいのでしょうか?
それはお腹周りの代謝が著しく落ちているからなんです!
お腹周りの脂肪は体の中でも特に落ちにくく、普通に生活していては脂肪が燃焼しやすい環境を整えることができないというところにあります。
そしてそれはあなたが普段何気なく行っている無意識の習慣のせいで、お腹周りの代謝が落ちる原因を作っているかもしれません。
私は仕事柄多く方のお悩みを伺ったり、体を診させていただいたりしているなかで、お腹痩せで悩んでいる人にはある共通点があります。
私が感じる共通点は以下の6つです。
あなた自身がどれだけ当てはまるか、ぜひ照らし合わせてみて下さいね。
お腹痩せできない人が無意識にしている6つの習慣と癖
内股
電車の中で座っている時、または電車のホームで立っている時に靴のつま先がハの字になっていませんか?
又歩く時内股になって歩いてしまっていませんか?
このような方は、股関節が内側にねじれてしまって、無意識になると内股になってしまいます。
これは骨盤が開く大きな原因になります。
骨盤が広くなることで、骨格的にお腹周りが大きくなりますが、お腹周りの代謝も落ちてしまうのです。
お腹痩せには骨盤の形も関係してくるんですね。
猫背
お腹痩せができない人の一番多い特徴と言っていいのが、猫背の人です。
猫背の自覚がある方は多いと思いますが、今一度自分の姿勢をチェックしてみましょう。
壁に背中をつけて自然体で立った時、背中と後頭部がピッタリとくっついていますか?
またその時に両腕が自分の体の真横に来ない人は猫背になっていますよ!
実はこの猫背姿勢によってお腹を圧迫してしまい、腹部の血行血流が慢性的に悪くなってしまうことがあるのです。
よって普段の姿勢がお腹痩せにはとっても大事なんですよ!
靴の片側に極端なすり減りがおこる
これは、見た目に分かり易い指標になるでしょう。
靴底は本来、満遍なく減っていくのが正常ですが、極端に片側だけが減ってしまっている人がいます。
今すぐ玄関に行って今あなたが履いている靴の底を見てみて下さい。
このような人は”骨盤の歪みがある”というサインが出ていると思ってください。
靴のすり減りは歩き方に問題があることで起こります。
つまり骨盤の歪みによって股関節にズレが生じての脚がまっすぐ出ていないという事です。
足裏や指にタコや魚の目がある
靴下を脱いで、改めて自分の足裏を見てみて下さい。
本来足裏は、タコも魚の目もない綺麗な足が通常ですが、
親指の付け根や外側、人差し指の付け根、小指の付け根、足指の表側にタコや魚の目がありませんか?
一見足とお腹痩せが関係あるのかと思いますが、とても関係性があります。
それは、歩き方です。歩き方に問題がある人は、足裏にタコや魚の目がサインとして出てきます。
魚の目、タコについて詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしてみてくださいね!
高いヒールを好んで履く
ヒールが好き、またはお仕事柄5cm以上のヒールを履く人も注意が必要です。
ヒールを日常的に履く人はヒールのない靴を履いている人に比べて骨盤が前傾しやすいという特徴があります。
骨盤の前傾はやがて骨盤の開きに移行し、内臓がどんどん下に下がってくる内臓下垂が起こりやすくなります。
いわゆるぽっこりお腹になりやすく、お腹痩せができない原因の一つになります。
床やカーペットに直に座る
床やカーペットに正座で座るというよりも、脚を崩して直に骨盤をついて座ってしまう方が問題です。
片側に脚を流して座るお姉さん座りや、脚をハの字にして座る座り方が日常的になっていませんか?
これを日常的に行ってしまうと、骨盤の歪みが起こりやすくなってしまいます。
さあ、あなたはいくつ当てはまりましたか?
もしあなたがこれらの項目に2つ以上当てはまったら、要注意です!!
全ては骨盤のゆがみ、開き、ねじれを示唆・助長するもの
そう。実はそれはこれらすべてが、骨盤の歪みや開き、そしてねじれを示唆するもの、または助長する習慣なのです。
そのせいで、お腹周りの代謝が落ちてしまうことで、お腹痩せが思うようにできなくなってしまいます。
自分の理想のダイエットが成功しない理由がこのようなところに潜んでいます。
これらを早期解決してお腹痩せを実現するには、骨盤の歪みや開きを治して痩せやすい骨盤環境を整えましう。
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