こんにちは。
大阪市中央区本町の骨盤矯正、骨盤ダイエット整体院Uenishi(うえにし)整体院院長の上西です。
40代に突入してなんだか体質が変わってきたという方。
骨盤が広い…痩せにくくなってきた…ぽっこりお腹…お尻のたるみ…
こんなお悩みを解決するために、過去に整骨院や整体院などで骨盤矯正を受けたり、ヨガに通ったりしたことがあるのではないでしょうか?
痩せるために骨盤環境を整えるのは大事ですが、やり方を間違ってしまうと全く効果が出ないどころか逆効果になってしまいます。
なぜ私がこんなことを言うかというと、今まで当院に来られた方でヨガや他院で骨盤矯正をされてきた方に普段気をつけていることを聞いてみたらほとんどの方が間違ったことをしていたからです。
もし今も同じようなお悩みをお持ちなら、その方法は間違っているかもしれません。
そこで骨盤が広がる日常生活での原因と、その他にもからだに起こるリスクについてお話し致します。
骨盤が広くなる主な原因
妊娠・出産
出産で体重が戻らない、骨盤が広くなった、お尻が大きくなったなどの経験をお持ちの方が多いように出産後、骨盤にゆがみが起こるケースはとても多いです。
原因は妊娠中や産後に腹帯など骨盤周りをサポートする適切な対策をされていないからです。
姿勢
あまり普段から姿勢を気にされていない方や、小さいお子様の世話、仕事柄悪い姿勢を強いられる場合などはどうしても骨盤が広がりやすくなります。
例えば重いカバンを持って長時間歩く保険のセールスの方、
データ入力などほぼ一日中パソコンの前に座る方、
子供の抱っこで腹立ちを強いられる方
このような方は、姿勢が崩れる要素が日常的にあるため注意が必要です。
靴
サイズの合わない靴、高いヒールやパンプス、これらの靴を長い期間履いていると、自分に合った靴を履いている人と比べいて、足裏が不安定になります。
そして姿勢が崩れるので、反り腰のリスクが上がります。
反り腰は骨盤を広げてしまいます。
内股のクセが付いている方はすでに骨盤が広がっているかも!?
要注意ですよ!!
スキニーのジーパン
見た目を良くするために、体にピタッとフィットした硬い素材のスキニージーンズを履く人が多いですが、実はこれにも骨盤が広くなる原因が潜んでいます。
ジーンズは柔軟性がないので、骨盤や膝の曲げ伸ばしで骨盤周りの皮膚が引っ張られます。
そんな動きを繰り返すことで筋膜がねじれを起こしやすくなります。
筋膜のねじれは直接骨盤のゆがみに影響を起こしてしまいます。
正座
正座も座り方が悪いと体には良くありません。
特に正座の際に足先を組む方は足が内にねじれている場合が多く、長時間していると骨盤が広がりやすくなります。
ハードなスポーツ経験
バトミントン、バレーボール、バスケットボールなど特に学生時代にハードな練習を強いられていた方は骨盤や股関節に負荷がかかっている可能性があります。
運動している人にO脚が多いのはその理由です。
当時は強い筋力のおかげで問題なかった人も、引退後筋力の衰えにより骨盤がゆがんで広くなるということに繋がります。
骨盤が広いと他にどんなリスクがあるのか?
お尻(大臀筋)の筋肉が落ちてお尻がたるむ
骨盤がにゆがみが起こると次第に骨盤の幅も広がりお尻の形が変わってきます。
まず大臀筋というお尻を形作っている筋肉が弱くなり、筋力が落ちていきます。
そうすると脂肪と皮膚を引き上げておく力が弱くなってしまうので、重力に従ってお尻が垂れてくるのです。
骨盤の幅が広いのっぺりお尻になる
骨盤が広いように見えてしまうのは、股関節の骨が外に張り出してきているからです。
お尻のサイドを触った時に股関節付近に骨の出っ張りを感じる人は要注意です。
骨盤底筋が弱くなり、尿もれの原因になる
骨盤には体幹のバランスを強くするためにたくさんのインナーマッスルが付いています。
その一つに骨盤底筋というお尻の穴や尿道を引き締める筋肉があります。
例えばおしっこを我慢するときは、男性も女性もこの筋肉を収縮させると我慢できるというわけですが、ゆがみによって骨盤が広がってくるとこの筋肉がうまく働かなくなります。
いわゆる水道の蛇口が半開きの状態ですから、圧がかかるとふとした瞬間に簡単に尿もれが起こってしまいます。
尿もれはただの老化ではありません!!
もし現在尿もれでお困りなら、骨盤底筋をはじめとしたインナーマッスルを強化して尿もれを防ぐ方法について詳しく書いている記事があります。
記事の後半に詳しいエクササイズの内容が載っていますので、興味がある方はぜひチェックしてみてくださいね。
内臓が下に落ち、ぽっこりお腹になる
骨盤がゆがみを起こすと多くの場合下半身からのバランスを取るために骨盤が前傾します。
そうすると、真下で内臓を支えていた骨盤が斜めになって広がってしまうために腹腔のスペースが広がります。
そうなるとどんどん内臓が下に下がっていきます。
これが”内臓下垂”で、見た目にぽっこりお腹になってしまうというわけです。
肋骨が下がって呼吸が浅くなる
実は骨盤のゆがみは肋骨の動きにまで影響します。
骨盤のゆがみの影響で背骨の湾曲が強くなると肋骨が下がったままになり、息をしても上がらなくなります。
そうすると呼吸をしても酸素が十分に入らなくなり呼吸が浅くなります。
喘息がひどい、疲れやすい、視力が低下する、睡眠障害があるという人は呼吸が浅くなっている可能性大です!!
O脚になる
O脚のメカニズムは骨盤がゆがんだ結果、脚が外に広がって膝と膝の間に隙間を作るO脚となって現れています。
頑張って膝締め体操などして隙間を狭くしようと頑張っても、骨盤がしっかり正しい位置に来ないと一向に良くならないのがO脚の特徴です。
O脚のことについてもっと知りたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。
外反母趾になる
外反母趾も骨盤のゆがみの影響といえます。
骨盤がゆがむとどちらかの足の長さが短くなります。
これは歩行時のアンバランスを起こし、親指にしっかり力を入れて歩けなくなってしまいます。
歩くときに親指でしっかり踏ん張れないとどんどん曲がっていく、これが外反母趾のメカニズムです。
多くの人は外反母趾はヒールで起こると思っていますが、これは二次的な原因で本当の原因ではありません。
もう少し、外反母趾についてもう少し詳しく知りたい方はこちらもチェックしてみてください。
親指の付け根が痛い!外反母趾になる原因と1日3分で痛みを取る方法
まとめ
これらを見ていただくとわかるように、骨盤が広いのには日常生活の何気ない習慣が骨盤のゆがませて、その結果によって起こるということが分かったと思います。
そして、それを放置しておくとさらに別の部分に問題が起こることも理解してもらえたと思います。
このように生活習慣によってその原因は様々なので、効率の良い対策をするにはあなたの原因を見つける必要があります。
日々の心がけで骨盤が広がらないように今から対策をしていきましょう。
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