O脚

なぜ人はO脚になってしまうのか?

こんにちは。

大阪市中央区本町でカイロプラクティック整体院を運営しているUenishi整体院院長の上西です。

私が長年患者さんを診させてただく中で、多い悩みの一つにO脚があります。

以前は脚の付け根である股関節からくるぶしまで真っ直ぐな一直線の脚だったのに、いつからか膝と膝の隙間が空いてきた。

脚が外に広がっていて、気をつけをしても脚が汚く見える。

スカートやスキニーが似合わない。

膝の外側の骨が外に出っ張っていて、膝から下がししゃものような形に見える。

このように訴える方が多いです。

O脚が良くなれば、おしゃれも存分にできるし、もっと自信を持って脚を出すことができ、毎日楽しい人生が待っている。

そう思っていろんなエステや美容整体院を渡り歩いた経験はありませんか?

そこで一つ、あなたが疑問に思っていることは、

なぜ私はO脚になってしまったのか?

ということです。

これを知っていないと、O脚を治すために全てが他人任せになってしまい、自分自身がどういう目的を持って、どこの整体院やエクササイズを選べばいいのかがさっぱり分からなくなります。

というわけで、多くの女性がO脚になってしまう理由とその原因についてお話しします。

ぜひ最後までお付き合いください。

 

O脚の原因は腰椎と骨盤と股関節。これらの異常がO脚の始まりです。

一見、O脚は脚の形が悪くなるために脚に問題があるように思われがちですが、実は腰椎と骨盤、そして股関節の問題によって起こります。

そしてその問題が放置、またはうまく治療されていないとゆっくりと年月をかけてO脚が進んでいきます。

ではO脚が始まって進んでいく経緯をお話ししていきます。

 

骨盤のゆがみと骨盤の前傾によって骨盤自体が開きやすくなる

骨盤というのはとっても大切な場所です。その理由の一つに、体の中心部分であり、上半身と下半身のつなぎ目にあたる部分だからです。

よってその骨盤の位置が正しい位置に収まっていると、体重を効率よく支えることができ、綺麗なスタイルをキープできるというわけです。

しかし、座り方や歩き方立っている姿勢など日常生活の影響によって、骨盤にゆがみが出てくると骨盤が正しい位置を見失ってしまいます。

そういう人に多い特徴が骨盤が広い人と骨盤の前傾気味、いわゆる反り腰の人です。

これは骨盤の本来の形ではなく、徐々に骨盤の形が崩れてきているのです。

あなたは心当たりありますか?

そう、これがO脚の始まりです。

 

骨盤のゆがみによる姿勢の不安定を補うために股関節と膝が外に出る

骨盤が開いたり、骨盤のゆがみが長く続くと、上半身を支えることが難しくなってきます。

そうなると今度は脚の付け根である、股関節がそれを補うために、外側に出っ張ってくるようになります。

一度あなたのお尻の横側を上から下に撫でてみてください。出っ張りを感じませんか?

もし感じたら、すでに股関節が出っ張っています。

こうなると、O脚は確実に進んでいきます。この時の特徴が、膝が内にねじれながら外に開いていくということです。

なので、O脚の人の膝小僧は内を向いています。

O脚のメカニズム

 

さらにひどくなると、膝の外側の骨も出っ張ってしまい、数字の3のように曲がっていく

O脚の人の脚のシルエット

この段階では脚は真っ直ぐの状態から股関節とひさが外側に出っ張って数字の3のような脚の形になってしまいます。

そして画像をみて分かるように、恥骨の部分に隙間が出ています。これは骨盤が広がり、股関節が出っ張ることで大腿骨自体も外に広がることでこのようになってしまいます。

こうやって、O脚とは、日を追うごとに段階的に脚の形が崩れていくことが特徴です。

 

早めに脚の形を戻さないと、骨の変形を起こしてしまう

長い間放置していても骨盤と股関節さえ整えば治るのでは?

と思っている方は危険です。

O脚を長い間放置してしまうと、骨が変形してしまうのです。

骨盤のような大きな太い骨は大丈夫ですが、ひざ下の腓骨という骨は、とても細長い骨なので、外に出っ張ってしまってその圧力がかかり続けると、骨自体がしなってしまって元に戻らなくなってしまいます。

特にひざ下の出っ張りが気になり始めている人は、いち早く元に戻す必要があります。

 

まとめ

お分りいただけましたでしょうか?

私の考えとしては、O脚は治療に取り掛かるのが早ければ早いほど、綺麗な脚を取り戻せる確率は高いと考えています。

しかし長く放置してきた人も諦める必要はなくて、骨盤周りをしっかり整えることができれば脚の形も次第に変化していきます。

「骨を本来あった元の位置に戻す」

ということができれば、あなたの長年のお悩みも十分解決できる可能性があります。

諦めないでくださいね。

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