O脚でお悩みのあなた!
この脚の開きを真っ直ぐにしたい!と思っているでしょう。
そんなあなたは毎日どんなケアを行なっていますか?
もしO脚を治すために毎日どこかに通ったり、家で頑張ってやっているけど全然良くならないというのなら、やり方が間違っています。
まず一旦立ち止まってよく自分の体を見てみましょう。
O脚になりやすい人には、体を見るといくつかの特徴があり、それによって曲がった下半身になっているのです。
今回はその特徴が骨盤に出るというお話しと、そこからO脚に発展していく典型的な流れを紹介していこうと思います。
O脚が発生しやすい人の体の特徴
骨盤の開き
骨盤は一つの骨ではなく左右の寛骨と真ん中の仙骨、合計3つの骨が靱帯で繋がっています。
そのために、骨盤は普段の姿勢によって簡単に形を変えてしまうのです。
その一つに、骨盤の開きがあります。
骨盤が開くと骨盤の形が大きく変わり、骨盤全体の横幅が広がってしまいお尻が大きくなってしまいます。
骨盤の歪み
続いて骨盤の歪みがあります。
骨盤の左右の高さが違ったり、横にスライドしたりねじれを起こしたりします。
本来は綺麗な台形の形をしているのですが、この骨盤の歪みによって骨盤が変形することがあります。
足の長さが違う、歩いていてスカートが回る、パンツの脚の部分がねじれるなどがある人は骨盤の歪みがある可能性が高いです。
大転子の出っ張り
骨盤の横の部分を触った時、または鏡で見た時にポコっとした出っ張りがある場合、それが大転子です。
股関節が関節の中に収まっているときは大転子が出っ張ることはありませんが、股関節のはまりが悪い、しっかりとはまっていない場合は手で触ったときや、タイトなパンツやスカートを履いた時などに見た目でも分かる事があります。
平らなお尻
綺麗なお尻の場合は立体的にお尻のラインが分かりますが、お尻の筋肉をうまく使えないでいると、筋肉が衰えて、お尻のボリュームがなくなります。
そして見た目に平らなお尻になってしまいまい、お尻と太ももの境目も分かりにくくなってしまいます。
太もも外側の張り
普段の歩き方の癖によって、太ももの前から外側にかけて張ってしまう事があります。
これは足を真っ直ぐに出す事ができずに、力が外へ流れてしまうために、太ももの筋肉を通常よりも多く使ってしまい、発達してしまう事が原因です。
O脚の発生源は骨盤!下半身と骨盤には密接な関係がある
O脚というのは膝が外に開いていくので、ほとんどの原因が脚部分にあると思ってしまいますが、決してそうではありません。
下半身は骨盤の影響を大きく受けるのです。
そもそもO脚とは、骨盤が安定して綺麗な状態であればほとんど起こることはありません。
よって骨盤がO脚の発生源と言っても過言ではないのです。
骨盤と脚を繋いでいる股関節の問題によって起こります。
股関節のズレによって、正常な脚の動きができなくなってしまうことで起こるのです。
例えば歩行する時を考えてみましょう。
本来であれば一歩前に進むときは片足を前に出すのですが、その際には膝関節もつま先も進行方向を向けて真っ直ぐに出すのが通常です。
しかし骨盤の歪みや開きなどがあると、股関節は正常に機能しません。
脚を出す時に鼠径部が引っかかって真っ直ぐ前に出す事ができないのです。
そうなると、脚を外側から内側に回すような脚の出し方をするのです。(O脚の人の歩き方をよーく観察するとそうなっています。)
このような歩き方は上半身の力を真下に伝える事ができずに、外側に力が逃げていってしまいます。
そしてそんなことを知らずに歩いていると、どんどん膝どうしの隙間が開いていくのです。
よってこの場合、歩き方を変える前に骨盤を矯正して、股関節の正常な動きに戻してあげる事が最善の改善策になるというわけです。
まとめ
今回の内容をまとめると、
✔︎O脚になりやすい人は骨盤周りに特徴があって、
①骨盤の歪み ②骨盤の開き ③大転子の出っ張り ④平らなお尻 ⑤太ももの外側の張り
のどれか一つが必ずある。
✔︎そしてこれらの問題がある事で歩行時、股関節の動きに問題を生じる
✔︎脚を出す時に外から内に回すような歩き方になるため、上半身の力が外側に逃げてO脚になる
という内容でした。
理解していただけましたか?
当院でO脚を矯正する際は、これらの理由で骨盤矯正も必ずセットにして行います。
そうするとヒップラインが変化し、脚のラインも綺麗な一直線の脚に変わっていきます。
O脚でお悩みの人は、骨盤環境も考えてみましょう。
あなたの骨盤は歪んでいませんか?開いていませんか?
大転子が出っ張っていませんか?
お尻が平らではないですか?太ももの外側が張っていませんか?
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