症例大全集

長年続く頭痛の原因は後頭下筋の緊張だった!

こんにちは。

大阪市中央区本町でカイロプラクティック整体院を運営している
Uenishi整体院院長の上西です。

今回のテーマは、
「長年続く頭痛の原因は後頭下筋の緊張だった!」
についてお話していきたいと思います。

頭痛には様々な種類があってズキズキや
ドーンなどいろいろな表現をされます。

その中で、
孫悟空の輪っかをはめられたような頭が締めつけられる頭痛を長年
経験されている方は多いと思います。

「薬を服用しているが、だんだんと効かなくなってきた。」

そのように感じることありませんか?

今回は頭痛の原因がある筋肉の緊張によって
頭痛を起こしていたというお話です。

ぜひ最後までお付き合いください。

 

〈上西〉
こんにちは。
今日はどうされましたか?

 

〈患者様〉
肩こりが昔からあって
スッキリしないんです。

あと、頭痛もあって最近は
頭がスッキリ
しない日がずっと続いています。

 

〈上西〉
なるほど。肩こりと頭痛ですね?


頭痛はどんな感じですか?

 

〈患者様〉
孫悟空の輪っかをはめられたような感じで

頭が締めつけられているような…。

それに今授乳中なので

頭痛薬も飲めなくて…。

 

〈上西〉
それは困りましたね。

今まで体のケアはどこかでしてもらってましたか?

 

〈患者様〉
マッサージが好きで
しんどく
なったときはよく行きます。

少し良くなって
、また戻っての繰り返しですね。

 

〈上西〉
んー、それでは良くはならないですよね。

 

〈患者様〉
はい、まあ。

でも自分ではそれぐらいしか

解決策が分からないので…。

 

〈上西〉
そうですよね。分かりました。

他には何かありますか?

 

〈患者様〉
とりあえずはそんな感じですね。

肩こりと頭痛を何とかしてほしいです。

 

〈上西〉
分かりました。

それでは、体の状態を診ていきますね。
ここのベッドに座っていただけますか?

 

〈患者様〉
はい。

 

検査中…。

 

〈上西〉
はい。まずこの座った姿勢で
気になるところがあります。

 

〈患者様〉
やっぱりそうですか?

 

〈上西〉
なんとなく気づいてましたか?

 

〈患者様〉
そうですね。なんとなく。

 

〈上西〉
何が良くないかというと、
顎が上がって顔が前に出てしまっているんですよ!

理想の状態というのは
肩の真上に
耳が来るという姿勢です。
(実際に頭の位置を誘導しながら)

こうなると自然と顎が引けるようになって
首や肩周りの筋肉が

リラックスできるんです。

 

〈患者様〉
なるほど。

パソコンなどに向かっている時、
無意識に顔が前に出てしまう姿勢に
なっているでしょう?

あなたの今の座っている姿勢は
まさにその状態です。

 

〈患者様〉
たしかに心当たりあります。

「姿勢は大事」
って頭では分かってはいましたけど、
無意識でいるときは忘れてしまっていて
自然と悪い姿勢
になっていると思います。

だから治らなかったんでしょうか?

 

〈上西〉
そうでしょうね。
もう自分では真っ直ぐにできないところまで
骨がずれてるっていうのもあると思いますよ!

では実際に問題があるか見ていきますので、
今度はベッドに仰向けに寝ていただけますか?

 

〈患者様〉
はい。

 

首の検査中…。

 

〈上西〉
ああ、やっぱり。

さっき言った場所の
首の骨が動かなくなっています。

しばらく放置した状態だと思うので
かなり固まっていますね。

たぶんここが頭痛の原因だと思います。

ここを動かしてやれば
血流も
回復するんじゃないでしょうか?

 

〈患者様〉
確かに!そこを押されると頭に響きますね。

 

〈上西〉
でしょうね。
では始めていきますね。

 

〈患者様〉
お願いします。

 

施術中…。

 

〈上西〉
はい。起き上がってください。

どうでしょうか?

 

〈患者様〉
すごく楽になりました。

なんか首が楽に動く感じで

頭もスッキリしています。

 

〈上西〉
良いですね。

これからは
仕事中も
常に顎を引くことを意識してくださいね!

 

〈患者様〉
わかりました。

これからは姿勢を意識してみます。

 

とここまでがやりとりです。

頭痛を起こしている原因の一つとして後頭下筋という筋肉の緊張があります。

立っているときに頭を安定させる筋肉です。

悪い姿勢が続く事でこの筋肉の緊張が起こり、頭痛、ストレートネック、猫背、巻き肩の原因になってしまいます。

今回の患者様もこの筋肉がかなり硬くなっていました。

後頭下筋群の緊張

薬を飲んでも良くならない頭痛の場合は以下の2つが考えられます。

後頭下筋の緊張によって、

①頭蓋骨内で血液が停滞してしまう。

②脳の中にあるリンパ液の循環が止まる。

この現象をもたらす姿勢の典型例として、

「横から見たときに顔(耳の位置)が肩のラインよりも前に出ている」

要するに姿勢が悪くなっているということです。

ほとんどの人がこの状態が無意識に発生していると思うので、やはり普段から姿勢を意識して生活する必要があります。

頭痛をお持ちで薬が効かない。マッサージに足しげく
通うもまったく治らない方は、
後頭下筋に問題があるかもしれませんよ!

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