膝痛

膝に水がたまる原因。ある関節が固くなる事で膝の負担が2倍以上に!

こんにちは。

大阪市中央区本町でカイロプラクティック整体院を運営している
Uenishi整体院院長の上西です。

 

患者様から多く寄せられる質問の中でも特に多いのが、

✔︎膝に水がたまるのは何が原因で起こるのですか?
✔︎病院の治療を続けていいのか迷っています。

という内容です。

この質問から読み取れるのは、原因がわからないまま闇雲に治療を行う不安にあると思います。

結論から言うと、膝に水がたまる原因は膝ではなく別のところにあります。

私は明らかに別の場所に原因があって、その結果として膝に水が溜まってしまうと考えています。

 

今回は膝の根本的な原因について詳しくお話ししますので、膝の痛みに長年お悩みで全く良くなっていない方や、今の治療を続けていても不安な方はぜひ最後までお読みください。

 

膝に水がたまる原因の90%は膝以外の場所だった?

前回のブログで書きましたが
、「膝を打ったりぶつけたりしたなど、明らかな原因がないのに膝が痛い、水がたまる」
こういう方が多いのは事実です。

では明らかな原因がないのに
なぜ膝の痛みが出たり
水がたまったりするのでしょうか?

実はこのケース、膝自体には原因が無い事がほとんどです。

膝は別の場所の原因によって、負担を強いられた結果として
このようなことになったという訳です。

実は膝の痛みがある方のほとんどに
膝以外の下半身のどこかに問題があります。

人間の足の動きというのは、股関節、膝関節、足関節の3つがセットで動くことがほとんどです。

そしてその中で動きが制限されやすい関節、

それが「股関節」です。

股関節の動きが本来の60%しか動かなくなると残りの40%を足関節と膝関節の動きで補います。

その際、膝の関節の中では、股関節で行う動き本来膝関節では起きない変な動きが起きる様になります。

それが「膝のねじれ運動」です。

その為膝を動かす際にねじれの余計な動きが加わり
、このような動きが続くと関節内に炎症が起きます。

そして膝関節は次第に壊れていきます。

これが私が「膝が痛いという方のほとんどは膝には原因がない!!」
と強く言う理由です!!

 

膝に水がたまっても抜いてはダメな理由。負担を強いられた膝関節必死の抵抗

そして、膝に水がたまるのはこのようにして起こっています。

人間の体は、ある一部分に負担が強烈にかかり始め、「ヤバイ!!」と判断するとこれ以上壊れないように抵抗を始めます。

それが関節の痛みと腫れ(炎症)です。

腫れや炎症というのは膝の防衛反応なのです。

 

 

体は膝関節に水をためるという形で関節を保護している袋[関節包]という水風船を膨らまし、膝を曲げられないように
パンパンに腫らします。

これ以上体が壊れないようにするためです。

「これ以上動かすと膝が壊れるよ!!」というサインと、

「物理的に動かせなくして安静を図る」という2つの意図のもとで起こっているのです。

ということは、一生懸命膝の水を抜いても繰り返し水がたまるのは当然です。

そうして膝の治療を一生懸命しても一時だけの症状緩和に過ぎず、良くはならないという事になりますね。

答えは、

「膝のねじれ運動をさせているのは膝ではない別の関節で、そこが本当の原因である。」

ということです。

膝に水がたまり続けて何度も水を抜いている方にはこんな記事もおすすめです。

病院の治療は果たして正しいのか?膝の痛みの根本治癒は真逆の発想が必要?

病院の治療は主に「痛みを止める」「腫れを引かせる」というのが主流です。

確かに今すぐ痛みがなくなったり、腫れが引いたりするのは嬉しいですよね?

しかし、それが膝の痛みが根本治癒することにつながるのでしょうか?

膝の痛みの原因(因子)が取り除かれていない限り、それは永遠に叶わないのです。

膝関節に負担が強いられている事が原因と考えるなら、

まず膝は絶対に触ってはいけないのです。

むしろ膝関節に負担をかけている別の関節、つまり動きの悪い関節を見つけ出し、そこを100%正常の動きに戻す
治療することを考えなければいけないのです。

このようにすれば膝関節にかかっていた負担は無くなっていき、そして膝の痛みや腫れも自然に引いていくのです。

 

まとめ

ではこれまでの内容を、まとめてみましょう。

✔︎膝に水がたまる原因は股関節の動きの制限によってねじれが発生して起こる炎症反応だった!

✔︎膝に水がたまるのは体の防衛反応であり、膝関節悪化の抵抗によるものだった!

✔︎病院の治療法は今すぐ痛みを取る、腫れを引かせるといった「今すぐ治療」。根本治癒させるためには、因子を取り除き結果を待つ「急がば回れ治療」だった!

お分かり頂けましたでしょうか?

もし「そうだったのかぁ?」と思った人は1日でも早く適切な施術を受けていただきたいと
思います。

行動の早さによって
5年後、10年後の未来が
大きく変わりますよ!

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