認知症

認知症の原因は加齢だけではない!脳に悪影響を与える4の危険因子

昨今、認知症の患者数は激増し、さらに年々増えつづけています。

2012年には462万人が認知症になっており7人に一人という割合でしたが、2025年には700万人を超えると予想され、5人に一人が認知症になるリスクがあるという見込みがされています。

もし自分または家族の誰かが認知症になってしまったら、生活の負担は想像を超えるほどに大きくなり、本人や周りの人生まで変えてしまいます。

もはやこれは人ごとではありませんよね?

認知症の原因に関しては色々言われています。

一部で原因は高齢化によるものだと言われていますが、本当のところはどうなのでしょうか?

私が考える認知症の原因は、加齢ではなくあなたの生活習慣にあります。

あなたが長年にかけて無意識に行なっているこの4つを気をつけることによって認知症は予防できます。

では脳の機能はなぜ衰えるのか?認知症を起こす4つの要素についてお話ししていきます。

 

脳細胞壊死は神経ネットワークの低下によって起こる

脳はあなたが考える、感動する、記憶する、思い出すといったことから、人とのより良いコミュニケーションや仕事の効率性を発揮したり、知識を蓄えるといったことを可能にしてくれています。

これがうまくいっているから人生は楽しいわけです。

年齢を重ねていったあるときにそのその機能を失ってしまうのが認知症です。

しかし簡単に加齢や年のせいと言ってしまうのはちょっと違います。

それは見かけ上そのように見えているだけで、その裏には脳の神経ネットワークの低下、つまり脳の神経細胞間の繋がりが徐々に減って起こっているのです。

神経ネットワークがなくなると脳細胞は死んでしまいます。

なぜならその細胞が体にとって必要ないとみなされるからです。

そして脳細胞は一旦死んでしまうと元には戻りません。

これが進んでいって深刻な認知症になってしまうのですが、普段あなたが気をつけるべきことを怠るとどんどん脳細胞の壊死が進んでいくというわけです。

では脳細胞壊死の原因である神経ネットワーク低下の要素についてお話しします。

 

脳の神経ネットワークの低下4つの危険な要素とは?

高糖質の食事

糖質過多の生活をずっと送っていると、細胞は炎症を越します。

なぜなら本当に必要な脳細胞のエネルギー源は糖質ではないからです。

その炎症がすぐに終わればいいですが、ずっと続いてしまうと脳細胞にβアミロイドという異常なタンパク質が発生して神経ネットワークを阻害してしまいます。

お年寄りで砂糖の多いお菓子を好む方をよく知っていますが、認知症のリスクを考えるのなら控えるべきです。

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猫座など姿勢の悪化

あなたの感覚で、姿勢の悪いお年寄りは姿勢のいいお年寄りよりも認知症のリスクが大きいように思いませんか?

これは実際にそうです。

なぜなら姿勢によっても神経ネットワークの阻害を起こします。

脳は本来背骨の真上に来て初めて機能を果たすように作られています。

それが姿勢の悪化(猫背、円背)によって脳の神経ネットワークは低下し、脳機能が低下するのです。

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運動量の低下

運動によって認知症の予防になるという方もご存知ではないでしょうか?
そう。

運動によって筋肉から脳への刺激が伝わり神経ネットワークが促進されることが分かっています。

脳機能は思考活性の脳トレだけで活性化するものではなく、全身運動でも活性化します。

 

腸内環境(フローラ)の低下

腸内細菌と脳機能も密接な関係があります。

腸は自律神経を通して脳との密接な繋がりがあります。

実際には腸内細菌(常在菌)が少ない人は認知症になるリスクが常在菌が多い人に比べて18倍になる研究があります。

腸内環境(フローラ)が整っていない人は脳の炎症が起こりやすくなります。

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まとめ

認知症は誰にでもなるリスクがあると恐れられていますが、実は年齢を重ねるにつれてこれらの要素が全て合わさるから認知症になるのです。

単なる加齢ではありません。

歳を重ねてもこれらの要素が当てはまらなければ認知症にはかかりにくいのです。

ですからまずは認知症を恐れず、あなたが今心当たりのある項目を改善するように努力しましょう。

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