このお話はデスクワークや座りっぱなしの内勤、スマホを手放せない人に伝えたい。
実は、長時間「座る」という行為自体が、体にとって悪いのである。
その大きな理由は体の大切な部分を「圧迫」するということにある。
長時間のデスクワークやスマホ依存によって体が圧迫を受ける箇所は大きく2つ。
それは脇(腋窩)と鼠径部。
これはどちらも重要な血管の通り道でもあり、リンパ節も豊富にある。
脇と鼠径部は、座る姿勢の時どうしても圧迫を受ける。
例えばホースが折れ曲がっていると中を通る水が流れにくくなってしまうように、体も圧迫を受けるとそれと同じような状態になり、血液やリンパ液は長時間流れをせき止められてしまう。
そして更に厄介のなのが、座っている時間が長いと例え姿勢を変えたとしても圧迫が直らないことだ。
その結果、慢性的な血流・リンパ障害が起こる。
これは甘く見てはならない。
結構やリンパの流れが長時間悪くなるということは深刻な健康被害を招くからだ。
考えられる現象を挙げてみると…
✔︎老廃物が溜まり細胞が老化、極度の倦怠感が襲う
✔︎免疫機能の低下で、風邪を引きやすくなる
✔︎末梢血流の低下による冷え
こうなると60代、いや50代、下手したら40代でなんらかの病気にかかったり原因不明の症状に陥るリスクは格段に上がる。
圧迫を起こさないためにいますぐ出来る事。
それは長時間同じ姿勢を取らない事。
最低1時間に一回は立ち上がり、膝の屈伸運動やトイレに行くや軽い歩行を加える。
これだけでも血管、リンパの圧迫によるリスクを減らせる事ができる。
長時間同じ姿勢を続けている人はぜひ試してみてほしい。
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