こんにちは。
大阪本町、吹田江坂でカイロプラクティック院を運営している、Uenishi整体院院長の上西です。
O脚を実際に見てみると、軽いものから強いものまで様々ですが、今回はその中でも「強めのO脚」についてお話しします。
O脚でお悩みの方から「私はひどいO脚ですが治せますか?」というお問合せがあります。
結論から言うと、「変化はするが、時間がかかる」というのが私の意見です。
と言うのもO脚がひどい人というのは、単純なO脚の人よりもズレ幅が大きく、かつ時間が経っているのです。
ではまず、普通のO脚と強いO脚では、脚の形はどのように違うのか?を見ていきましょう。
その上で、実際整体でどうやって治すのかについても触れていきます。
普通のO脚とひどいO脚、違いはなに?
では普通のO脚の人と、O脚が強い人との脚の形を比較して見ていきましょう。
上の写真を見て、普通のO脚とひどいO脚を比較してみても、パッとみた感じ、それほど違いがないように見えます。
しかし、よく観察してみると、違いが分かります。
普通のO脚は、かかとをつけて立った時に、太ももと膝に隙間が空いてしまうのですが、股関節、膝、足首の各関節のズレを見てみると、それほど大きくないのが特徴です。
それに対して、ひどいO脚は、各関節のズレを見た時に普通のO脚とは大きく異なります。
よって、これが見つかった場合は、O脚が進行していると言えます。
関節のズレは、自分でも手で触って観察することができますので、その方法を紹介します。
あなたのお尻の横と、膝の外側を、手のひらで優しく触った時に「ポコッ」とした出っ張りのようなものがありませんか?
脚が真っ直ぐな人や、軽いO脚の人はその出っ張りはほぼ無いか、少ないはずですが、O脚がひどくなってくると、この出っ張りが気になってきます。
これは関節のズレが起きているサインになります。
一旦ズレが起きると、脚の形は大きく変化し、普通のO脚とは違った足の形になります。
ひどい場合は、スキニーなどはくと、そのズレがはっきり分かるほどになります。
ではこれをどうやって治していくのでしょうか?
ひどいO脚を治すには?
まず、進行したO脚を自分で治すのは不可能です。
先ほども言ったように、脚の複数の関節に問題が起きている事が多く、その関節のズレを戻すには専門家に頼るしかありません。
その上で、当院が行っているO脚の治し方について紹介していきます。
方法には大きく2つのステップがあります。
ステップ1:下半身の関節のズレを戻す
O脚によって問題を起こしている関節は、骨盤、股関節と膝関節、足首の関節で、これらのうちいくつかに問題があります。
ズレの大きさは、左右で差があることも珍しくなく、対象では無い事がほとんどです。
こうして関節のズレを、繰り返し施術を行うことで、徐々にO脚を戻していくと言った感じです。
一回の整体で変化するというよりも、定期的に数回行っていく事で、骨の出っ張り感は少なくなっていき、脚の形が変化していきます。
このようにひどいO脚でも、作業は多い分期間はかかりますが、地道に行うことで十分に変化は期待できます。
ステップ2:大腿骨(太ももの骨)の角度を変える
次に、O脚の最大の特徴である、太ももと膝の隙間を狭くするための施術です。
そこでポイントとなるのが大腿骨(太ももの骨)です。
実は真っ直ぐな人の脚でも、太ももの骨にはある程度角度が付いています。
上の図にある赤いラインは、大腿骨とすねの骨の角度を測った線で、少し外向きに角度がついています。
この角度を測ってみると、正常値は175°程度と言われていますが、O脚の人は180°かそれ以上になっているので、膝と膝の間に隙間ができてしまうのです、この角度を、正常角度に近づける必要があります。
そうすれば、足の見た目は真っ直ぐに見えるようになり、脚の隙間も減っていくという事です。
一部のケースで、膝が変形していたり、生まれつきの問題によって、角度が変わらないこともありますが、それ以外のO脚に関しては、改善の余地があると言えるでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
ここまで読み進めていただいて、普通のO脚とひどいO脚との違いについて、良く理解できたと思います。
まずはあなたのO脚のタイプが、どちらに当てはまるかをしっかり理解しましょう。
仮にひどいO脚であっても、普通のO脚より時間はかかりますが、改善の余地は十分にあります。
O脚改善は、ぜひ専門家による施術も視野に入れ、正しく治していきましょう。
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