あなたは今までに日常生活の中で、肩こりや背中の痛み、腰痛を持っていて、そしてたまに寝違えやぎっくり腰を経験した事はないだろうか?
このように肩こりや腰痛が慢性化している人がたまに突発的な激痛を伴う症状を発症する場合、単なる疲労症状でない事が多い。
実はその理由が背骨のゆがみにあるという事が少なくない。
今回はこのような慢性的な症状の裏に隠れている背骨のゆがみについて詳しくお話ししたい。
背骨はなぜゆがむ?
歪みというのは、ある決まった動作や一定の姿勢を続けることによって作られる。
あなたにも心当たりがないだろうか?
例えば仕事。デスクワークなら右手で持つマウスや書類の位置など、常にその限られた環境の中での動きになるので、どうしても決まった姿勢や決まった動きになってしまう。
それ故に、それが毎日の反復によって徐々に背骨のゆがみとして作られていってしまう。
そしてスポーツ。野球、ゴルフ、バレーボールの一定方向だけの動きをする運動や、サッカー、ラグビーなどポジションによって特定の動きが多くなる。それによっても背骨のゆがみは発生する。
こうしてまっすぐだった背骨が、ねじれやズレを起こし、正しい位置からどんどん外れてしまうことによってゆがみが発生し、そのゆがみによって肩こりや腰痛が慢性化してしまうのだ。
背骨のゆがみが肩こりや腰痛を慢性化させる理由
寝違えやぎっくり腰のように痛みが急にひどくなったり、痛みが慢性化して長引いてしまうのは背骨のゆがみによって神経の問題が発生しているケースが考えられる。
背骨には神経の出口の穴が多数あり、そこから神経が全身に張り巡らされている。
もちろん首や背中、腰の筋肉にも繋がっている。
背骨のゆがみによって、神経の出口が狭くなるとそこで圧迫されることがある。
そうなると、繋がった先の筋肉は硬くなってしまうのだ。
それによって筋肉にコリを感じたり、痛みを感じたりする。
もちろんこれは神経の問題から来ているコリや痛みの為、マッサージやストレッチを頑張ったとしても取り除けるものではない。
こうして肩こり腰痛は単なる疲労の域を超え、症状が慢性化していくというカラクリなのだ。
寝違えやぎっくり腰というのは背骨のゆがみによって異常に固くなった筋肉が無理に伸ばされた時に起こるものだ。
現代の日常生活環境では背骨のゆがみが作られる要素が多いだけに、車のように定期点検は必要不可欠なのかもしれない。
あなたの生活に思い当たる事があれば、ぜひ参考にしていただきたいと思う。
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