妊娠の可能性を上げる

妊娠の可能性を上げるには骨盤環境が大切

こんにちは。

大阪市中央区本町でカイロプラクティック整体院を運営している
Uenishi整体院院長の上西です。

今回のテーマは
「妊娠の可能性を上げるには骨盤環境が大切」
についてお話したいと思います。

現在、不妊に悩む方はとても多く、
産婦人科に藁をもすがる思いで
通っていらっしゃる方がたくさんいます。

不妊治療専門の産婦人科に週末行くと
、広い待合に人がいっぱい!!

こんなにも不妊で悩んでいる方が
いるのかとびっくりします。

夫婦で来られている方もいらっしゃって、
悩みの深さが見て取れます。

不妊治療も高額です。

簡単に決められるものではない。

そして体の負担も大きいです。

一回一回の決断にエネルギーを
費やしますからそんな方に。

妊娠の可能性を上げるために
、他にもできることがあります。

そこで整体から見た、
妊娠の可能性を上げる方法をお伝えしたい
と思い、今回のテーマに至りました。

私は妊娠しやすい体作りのために、
2つの条件が必要だと考えています。

 

ひとつは基礎体温、
もうひとつは骨盤環境

今回はこれらの重要性について
詳しくお話していきます。

 

基礎体温

基礎体温表

妊娠するには、基礎体温がポイント
になるのはご存知ですよね?

基礎体温を高めに維持することは、
妊娠しやすい環境を作るための
大きな要因でもあります。

では、基礎体温を上げるには
どうすればよいのか??

それは、自律神経を
副交感神経優位の状態でいることが
ポイントになります。

交感神経の働きは、血管を収縮させて
血圧を上げるのですが
、体温は下げてしまいます。

更にこの場合脳や、筋肉などに
血流が集中するために、内臓や子宮系の
臓器には、血液が行きにくくなる
ということが起こります。

副交感神経が優位の状態になれば
、体温は上がり、臓器や子宮に血液が
集中するようになります。

普段から体を温める事を意識しましょう。

食べ物もそうです。

冬にトマトやきゅうりなどの夏野菜は控え
、大根やにんじんなどの根菜類を摂る事を
お勧めします。

そして交感神経優位の精神状態は
プレッシャー、不安、イライラが続く状態
からおこります。

 

骨盤環境

女性のお腹

骨盤環境を整えると
2つの良いことが起こります。

 

子宮への副交感神経の伝達が良くなる

骨盤を作っている骨のひとつ
仙骨という骨からたくさんの
副交感神経が出ています。

ここから子宮に直接繋がっており
子宮の働きを調節しています。

もしこの仙骨がずれていると
そこから出ている神経の圧迫を起こし
子宮の働きに影響がでることは
かんたんに想像できますよね。

ここに骨盤を整えるという
重要性があります!!

仙骨をはじめ骨盤を整えると
その神経伝達が良くなり
子宮へ正常に伝達が行くようになる
ということです。

子宮の神経伝達が良くなるということは
それに支配される月経周期が
本来のリズムに回復したり

子宮のホルモンバランスが
良くなったりします。

これは妊娠には不可欠です。

妊娠の可能性を少しでも上げたいのであれば、
骨盤環境を整えることは、、ぜひ
やっておいたほうがよいと思います。

病院での不妊治療をしている方も同様です。

病院では骨盤の状態までは診ませんので、
併用して行なうと、これも妊娠の可能性を
上げるということに繋がります。

それ以外にも神経伝達が良くなると、
ひどい生理痛や
生理前の頭痛やイライラなども
、自律神経バランスの乱れが原因と考えると
、改善する可能性があるかもしれません。

 

子宮を本来の正しい位置に戻すことができる

子宮と卵巣

子宮の位置というのは妊娠にとってかなり大切な要件となります。

子宮は骨盤のほぼ真ん中に位置していますが
、その位置をキープできるのはなぜでしょうか?

それは骨盤と子宮が靭帯によって繋がっているからです。

適度に引っ張られて真ん中の位置をキープしているのです。

その靭帯は骨盤についているので、
こちらも骨盤のゆがみに大きく影響されます。

骨盤の中に
子宮、卵管、卵巣が
収まっているのですが、

骨盤がゆがんでしまうと
、それらを繋いでいる靭帯にもストレスがかかり、

子宮や卵管が引っ張られ、場合によっては
ねじれてしまうことがあります。

そして卵管がねじれてしまうと、
受精時、精子や卵子がスムーズに
卵管を通れなくなる危険性も
考えられるということです。

いわゆる病院で「
卵管狭窄」といわれる状態です。

このようにねじれや引っ張りのテンションが
、妊娠にとって不利に働くこととなります。

 

まとめて言うと、
子宮にとって一番妊娠しやすい環境は、

①副交感神経の伝達が良好なこと
、

②子宮がねじれたり、引っ張られるなどの、
ストレスを受けない骨盤環境

ということ
になります。

これは不妊症だけに限らず
子宮内膜症や生理痛などの症状の
改善にも繋がることです。

骨盤環境を整える重要性
分かっていただけたでしょうか??

これは農家の田んぼや畑を
イメージすると良く分かると思います。

よい種を植えても畑が耕されてないと
芽は出ません。

そしてそこにさんさんと降り注ぐ
日の光と十分な水、土の栄養そして
農家の方の愛情があって初めて
すばらしい農作物が実る様に。

もちろんお医者さんの指導のもとが前提ですが、骨盤環境を整えることも、不妊治療の一端として考えていただくことをお勧めします。

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