こんにちは。
大阪本町の慢性腰痛、膝の痛み専門整体院Uenishi(うえにし)整体院院長の上西です。
今回は自分で寝違えを治す治し方についてお話しします。
「朝起きたら全く首が動かない」
「一度寝違えが起こったら、自然に治るまで一日中ベッドで寝ているしかない」
このように、いきなり激痛で始まり、その日の家事や仕事などが全くできないほど痛くなるのが寝違えの特徴です。
この寝違えをなんとか自分で治そうと、いろいろ試みたこともあるかと思いますが、治った試しがないのではないでしょうか?
一般の人が寝違えを自分で治すのはかなり難しく、触ってはいけないところを触って逆にもっと悪化するというケースにも陥ってしまいます。
しかし、なんとか少しでも動けるようになりたいですよね。
そんな急に寝違えが起こった時に、自分でできる寝違えの治し方についてお話ししていきます。
寝違えを自分で治す際に絶対にしてはいけないこと
まずこれだけは、覚えといてください。
寝違えた場所を直接触るのは絶対ダメ!!
どうしても寝違えた場所が気になるのでそこをグリグリ刺激したり、さすったりする人がいますが、絶対にやめてくださいね。
ほとんどのケースで症状が悪化します。
では寝違えが起こった時どのようにして対処するのがいいのでしょうか?
後頭部、首の後ろ、背中を触らず行う寝違えの治し方
寝違えを改善する一番画期的な治し方は、首の前を軽くマッサージすることです。
首の前に胸鎖乳突筋という筋肉が左右に一つずつあります。
それではこの筋肉の見つけて実際にマッサージで緩めていく方法をお話ししますね。
1、まず座っている、または立っている状態で顔を右に向けてみましょう。
2、そうすると、左の耳の下から鎖骨に向かって筋肉が固く浮き出てくるのがわかります。
3、これが胸鎖乳突筋です。この筋肉が見つかったら顔を正面に戻して、親指と人差し指で軽くつまみます。
4、そして軽くマッサージしていきます。この筋肉は耳の下から鎖骨まで伸びているので、端から端までマッサージしていきます。
5、その中で特に固く感じるところ、痛く感じるところを入念に行いながら全体が柔らかくなるまでマッサージし続けます。
6、左が終わったら今度は同じことを右側でも行います。
左右の筋肉をマッサージし終えたら、首の痛みを確認してみましょう。
そうすると、最初にあった寝違えの痛みが、ましになっていると思います。
このように胸鎖乳突筋を緩めるだけで、寝違えが劇的に楽になります。
もし、朝起きて首が回らなくなったり、激しい寝違えが起こったりした時は、ぜひこの方法を試してみてください。
そして、普段からこのマッサージをおこなていると、寝違えが起こりにくくなりますよ。
寝違えグセがある人は、一日一回このマッサージをしてみてくださいね。
コメント