猫背 反り腰

姿勢を改善したい人必見!朝晩30秒で正しい姿勢を作る方法

最近姿勢の悪さを自覚しているあなた。

しかし良い姿勢に気を付けていても忘れてしまって、気がついたらすぐに悪くなってしまいどうすればよいかわからなくなっている、そんなことでお悩みではありませんか?

あなたが考えている通り、悪い姿勢は腰痛や肩こりなどを長引かせてしまったり次第に悪化させてしまう要因の大部分を占めます。

そこで今回は、良い姿勢とは何か?どうすれば良い姿勢が取れるのか、自宅で簡単に姿勢を改善し、正しい姿勢を作る方法についてお話ししていきます。

 

正しい姿勢を作るには具体的にどうすれば良いのか?

単に胸を張ることや、腰を反る事ではない!

主に猫背の人が勘違いしがちなのですが、良い姿勢というと単に「胸を張る」とか「腰を反る」という風に考えている人がとても多いと感じます。これは間違った考えです。

なぜなら良い姿勢というのは、極度に丸まりすぎず、極度に反りすぎず前後のバランスが良い状態のことを言うからです。

なので各パーツ、胸とか腰のみを意識してしまっては極端なバランスになってしまい、見た目上良く見えるだけであって、決して良い姿勢とは言えません。

 

骨盤が立っていることが一番重要!

良い姿勢を作るポイントは、骨盤の位置で決まります。それは骨盤を前傾でもなく後傾でもなくその間である中間位であることが必要になります。

骨盤の前傾と後傾

骨盤の前傾とはどういうことかというと、骨盤が前にお辞儀している状態のことです。逆に骨盤の後傾とは後ろに倒れていることを言います。

そして中間位と言うのはそのちょうど真ん中、骨盤が立った状態のことを言います。

姿勢のパターン

この写真でいうと、左側が正常、真ん中が後傾、右側が前傾の状態です。

骨盤が後傾してしまうと重心はかかとに集中してしまいます。それを補うように背中を丸めて頭を前に出します。

骨盤が前傾してしまうと、体重は前に移動するため、上体を起こしてバランスを取るように腰は反り腰になってしまいます。

良い姿勢は前後のバランスが均等なので、筋肉には適度の緊張があります。

骨盤が中間位にあることで、その上の背骨の位置も必然的に綺麗に並び、腰の骨も筋肉の負担も最小限に抑えることができるというわけです。

 

朝晩30秒でOK!正しい姿勢を作るための4つのステップ

姿勢改善のために、あなたにもぜひ自宅でぜひやってもらいたいことがあります。

壁を使った姿勢リセット術です。

一日朝と晩に1分ずつこれを行うことで、一日の姿勢のアンバランスをリセットすることができ、また続けることで正しい姿勢が次第に身についてきます。

1、壁を背にして今の姿勢をチェック

姿勢のゴールデンライン

まず、なんの障害物もない壁を背にしてその10㎝手前でいつもの姿勢で立ってみます。

そうして、そこから少しずつ後ろに下がり、最初に体が壁についたところでストップ!

姿勢が悪い人は、前後のバランスが悪いために背中が先についたり、お尻が先についたりすると思います。

理想の姿勢は頭、肩、背中、お尻、かかとがまんべんなく壁につく状態です。

あなたはどのタイプですか?まずおおまかな姿勢の癖を知りましょう。

 

壁にもたれて立つ

反り腰の目安

次は正しい姿勢のポジションを作っていきましょう。

今度は壁にもたれてみて頭、肩、背中、お尻、かかと全てをべに密着させます。その時の壁と腰の隙間を確認します。その時に腰の部分が反りすぎたり、壁に密着してしまったりしていたら隙間の調整をします。

その時の目安は、腰と壁の間に伸ばした手の甲を入れた時に、手首で止まるぐらいの隙間で立ちましょう。これで骨盤の中間位が作れます。

 

両腕を壁に添わせながら上にあげる

腕の挙上

次は姿勢の調整です。

壁にもたれた状態で、手のひらを上にして壁に添わせながらまっすぐ天井まで上げていきます。

ひじを曲げずに腕が上がるところまで上げます。

この際、良い姿勢が崩れないように注意しながら行いましょう。

この運動を5回繰り返します。両腕を上げ終わったら手を下ろして最初の姿勢に戻ります。

 

壁にもたれた状態で膝を閉じたまま屈伸する

膝の屈伸

今度は両膝を揃えたまま屈伸を行います。ポイントは壁に沿って立っている理想の姿勢をキープしたまま屈伸をすることです。

足裏は浮かさず、背筋も曲がらないように。

反り腰の人は屈伸の際に腰が反ってしまわないように注意しながら下がれるところまで下がりましょう。

この屈伸運動を5回行なって元の姿勢に戻ります。

 

この状態で壁に密着している姿勢があなたにとってベストの姿勢です。

最初に壁にもたれた時よりも楽に体がつく感覚があるはずです。

普段の姿勢と大きく誤差を感じる人は、それだけ姿勢が崩れている証拠。

そしてその誤差の分だけ腰に負担がかかりやすいと考えてください。

なぜならバランスよく立つと言うことは効率が良い立ち方をしている、つまり体の負担を最小限に抑えていると言えるからです。

 

上手くできましたか??

自分の理想の姿勢に近づけるためにぜひ毎日朝晩行ってみてください。

毎晩行い続けると早くて1週間ぐらいで正しい姿勢のポジションが分かるようになり、普段でも自分で調整できるスキルが身につきます。

 

まとめ

人間は長年重力とのバランスをとりながら生活しなければいけないわけですから、腰には最小限の負担で生活するのが理想的です。そのために良い姿勢が普段から必要なのです。

 

今回のまとめは、

・骨盤が前傾、または後傾することによって姿勢が悪くなる

・その真ん中(中間位)に骨盤をおくと前後の重心バランスが整い、良い姿勢になる

・骨盤を常に中間位に保つには、まず自分の骨盤の位置を知ること

・理想の姿勢をキープする為に壁を使った姿勢リセット術を毎日行う

以上になります。

ぜひこれを実践してみてくださいね。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。