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腰痛

左腰の後ろがズキズキ痛む原因は?考えられる病気と対処法まとめ

「左腰の後ろがズキズキ痛む」「なんとなく重だるいけど、病院に行くほどではないかも…」

そんな腰の痛みを感じたことはありませんか?

腰痛は日本人の多くが一度は経験する症状ですが、痛みの場所や性質によって原因はまったく異なります。特に「左腰の後ろがズキズキ痛む」場合、筋肉の疲労だけでなく、腎臓や内臓の不調が関係していることもあります。

この記事では、左腰の痛みの主な原因と、病院に行くべきケース、そして自宅で安全に行えるストレッチ方法までを詳しく解説します。

左腰の後ろがズキズキ痛む…その原因とは?

腰の痛みには、「筋肉・骨格」に由来するものと、「内臓」に関連するものがあります。ここでは代表的な原因を6つに分けて見ていきましょう。

1. 筋肉疲労・筋膜性腰痛

最も多いのが、筋肉や筋膜(筋肉を包む膜)の疲労による痛みです。

長時間のデスクワーク、無理な姿勢、冷えなどが原因で、腰の筋肉に血流障害や緊張が生じることで痛みが出ます。

特に左側が痛む場合は、左の腰方形筋・広背筋・脊柱起立筋などに硬さが起きたり、筋膜のねじれがあるかもしれません。

 

2. 骨盤・背骨の歪み

筋肉疲労や筋膜性の腰痛と関連性があるのが、生活習慣や姿勢のクセからくる骨盤・背骨の歪みです。

例えば、左右の骨盤の高さの違いや回転などのねじれで、バランスが悪くなると、筋肉の緊張が強くなります。特に背骨の歪みによって、背骨の左側から出る神経にストレスがかかると、同じように左側の筋肉の緊張を起こします。

具体的な、日常生活動作で言うと、
・左足に体重をかける癖がある。
・カバンをいつも右肩にかける。
・いつも左足を上にして足を組む。

これらが左腰の痛みの引き金になります。

 

3. 椎間板ヘルニア・坐骨神経痛

腰椎の椎間板が飛び出して神経を圧迫すると、お尻から太もも、ふくらはぎにかけて痛みやしびれが現れることがあります。これは椎間板の突出が左側にある場合、左腰の後ろにズキズキとした痛みが出るのが特徴です。

椎間板ヘルニアの場合は、長期間腰に負担がかかっているので、腰全体に疲労感や重だるさも併発していることが多いです。

無理な前屈や長時間の座り姿勢を続けることで痛みが悪化することもあります。

 

4. 腎臓のトラブル(腎結石・腎盂腎炎など)

背中の奥のほうがズキズキ痛む場合は、腎臓や尿路の病気が原因のこともあります。

腎臓は背中のやや上、肋骨の下あたりにあり、左腎臓が炎症や結石で痛むと「左腰の後ろ」に強い痛みを感じることがあります。

特に次のような症状があれば注意が必要です。

・発熱がある
・尿の色が濃い、血尿が出る
・背中を叩くとズキンと痛む

このような場合は、泌尿器科や内科の受診を早めに行いましょう。

 

5. 婦人科系の病気(女性の場合)

女性の場合、子宮や卵巣などのトラブルが腰痛として現れることがあります。

たとえば、子宮内膜症卵巣嚢腫(のうしゅ)は、骨盤内で炎症を起こし、腰の左側に痛みを感じることがあります。

月経周期に合わせて痛みが強くなる、下腹部にも違和感がある場合は、婦人科の受診をおすすめします。

 

6. 消化器系・内臓の関連痛

膵臓や大腸など、消化器系の臓器が不調なときにも腰に痛みを感じることがあります。

たとえば膵炎では背中の奥がズキズキ痛むことがあり、食後や飲酒後に痛みが出る場合は要注意です。

内臓由来の痛みは、体を動かしても痛みが変化しないという特徴があります。

 

病院に行ったほうが良いケース(危険サイン)

「ちょっとした腰痛だし、様子を見よう」と思っているうちに、重大な病気が進行しているケースもあります。次のようなサインがあるときは、自己判断せず、早めに受診をしましょう。

・痛みが 3日以上続く、またはどんどん強くなる。
・発熱、吐き気、血尿、便秘、下痢 などがある。
・足のしびれ、感覚の鈍さ、排尿障害 がある。
・安静にしても痛い。夜も眠れないほど痛む。
・過去に腎臓、婦人科、椎間板の病気 がある。

受診先の目安
・腰や背中の表面が痛い、動かすと痛い→整形外科・整骨院・整体院
・発熱・血尿・背中の奥がズキズキする→泌尿器科・内科
・生理痛のような腰痛・骨盤の痛み→婦人科
・食後や飲酒後に痛みが強くなる→消化器内科

 

「左腰が痛い人」の日常的に行っているこんな癖

上記を参考にして、痛みの原因が内臓由来の可能性が低い場合、骨格系の問題によるものと言っていいでしょう。ではそんな人へ。日常生活でついやってしまう癖についてチェックしてみましょう。ここでは代表的なものを5つ紹介します。

・片足重心立ち
・座る時に片肘をつく、またはどちらかの骨盤に体重がかかる
・股関節の開き具合が左右で違う
・椅子でなく床に座ることが多い
・車の運転が多い

 

腰痛解消のためのセルフエクササイズを2つ紹介

このエクササイズは椅子に座って行うことができます。どんな時でも座っていながらできますので、日常生活で骨盤の歪みの定着が起きにくくなり、また今ある歪みも真っ直ぐに近づきます。

片側の腰痛改善や今後の予防に繋がりますので、ぜひ行ってみてください。

 

その1:骨盤の左右揺らし

腰痛体操前

やり方
1. 椅子にまっすぐに座る
2. 左右にゆっくりと骨盤を振る。
3. 慣れてきたら徐々にスピードを上げていく。
4. 1回に行う時間は30秒、休憩を挟んで3セット行いましょう。

ポイント
・その時に注意するポイントは、顔の位置はできるだけ動かさずに行う事。
・目線を水平に保ち、そして重心のみを左右に振る。
・痛みが強くなる場合は無理せず中止する。

 

その2:骨盤の前後揺らし

腰痛体操横

次は骨盤の前後の動きを行います。

やり方
1. おへそを前に突き出すように骨盤を前に傾ける。
2. 次におへそを後ろに下げて骨盤を後ろに傾ける。
3. この2つの動きを覚えましょう。
4. この動きがわかったら、一連の動作として骨盤を前後に揺らしてみよう。
5. 動きに慣れるまでは大きく前後に揺らして動きのコツを掴みましょう。
6. 動きに慣れてきたら今度は動きを小さく、骨盤だけの動きにして前後に揺らしてみましょう。
7. 1回に行う時間は30秒、休憩を挟んで3セット行いましょう。

ポイント
・頭の位置をできるだけ変えずに行う。
・動きのコツが分かってきたら、動きをどんどん早くしてみましょう。
・「腰全体を動かす」のではなく「骨盤を前後に揺らす」ことに注意を向けること。
・痛みが出る場合は無理はせず中止する。

 

それでも左腰の後ろの痛みが引かない場合は?

これでもなかなか腰痛が良くならない場合は、骨盤や背骨の歪みの定着が強い可能性があります。その場合は、筋肉や周りの靭帯が硬化していて専門家に依頼するのが早い解決法といえます。

Uenishi整体院は骨格矯正専門の整体院です。客観的な姿勢の観察や骨盤の検査によって、原因を瞬時に見つけて矯正を行ないます。左腰の後ろの痛みでお悩みの方は一度ご相談ください。

あなたの腰痛改善に向けて、最短での解決をサポートします。

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