カイロプラクティック

カイロプラクティック実際の効果について

Uenishi整体院院長の上西です。

今回はカイロプラクティックについて実際の効果はどうなのか?

最近になってそういう疑問を感じている人が多いような気がする。

この問題はカイロプラクティックというものが日本において曖昧な位置づけになっているので、一般ユーザーからすると理解できない状況になっているのが残念でならない。

そこで世界におけるカイロプラクティックの位置付けがどういうものなのかをお話しした方がよく理解できると思うので、それをお話しした後に実際の効果について私なりの見解をお答えしたいと思う。

 

カイロプラクティックとはなに?

そもそもカイロプラクティックというのは日本が発祥ではない。

1895年にDDパーマーという一人の人物によって開発された手技療法のことを言う。

よってカイロプラクティックはアメリカ発祥の技術ということになる。

筋肉や神経、内臓に至るまでの健康問題が脊椎のサブラクセーション(関節の機能異常)によって起こると考え、矯正を行うことによりその機能を回復するというものである。

アメリカをはじめ、イギリス、カナダ、ヨーロッパ、オーストラリアなど多くの諸外国では国によってその行為が法的に認められている。

 

カイロプラクティックは正しく行えば効果がある

このように世界では多くの国でカイロプラクティックを医療行為と認めているがゆえ、正しく行えば効果があると言わざるをえない。

ただ日本では医療行為として認められていないため、民間資格に留まっている。

そのためカイロプラクティックの正しい基準が明確に定められておらず、誰でもカイロプラクティックを語れることが良し悪しの判断基準ができない理由にあると思う。

よって日本でそのような世界レベルのカイロプラクティックを受けることができるのか?という質問が出るかもしれないが、答えは”YES”である。

日本人にも腕の良いカイロプラクターは存在する。

実際に海外に渡ってライセンスを取った先生方が日本で人材育成をしているため、その教えを受け継いでいる人がいる。

ただ何度も言うが、日本では資格制度がなく多くの中に埋もれてしまっているのが現状だ。

 

カイロプラクティックの見分け方。最大の特徴とは?

カイロプラクティックの最大の特徴、それは「検査」である。

カイロプラクティックは”検査が8割”と言われるほど重要視される。

それゆえ、「スタティックパルペーション」「モーションパルペーション」「整形外科テスト」と検査法が多彩であり、これによって問題部分を特定していく。

この検査の多さが、最短で治癒に向かう上で検査が一番大切なことだということを物語っている。

原因の特定が曖昧になり効果にムラが発生することを極力避けるためである。

このように見てみるとカイロプラクティックがいかに合理的な技術であるかがよく分かる。

 

失敗しないカイロプラクティックの選び方

ここまで読み進めてカイロプラクティックを受けてみたいと思ったら、押さえておく重要なポイントが2つあるのでそれぞれ説明しておく。

体にとってリスキーな施術は避ける

せっかくあなたが施術をしてもらっても悪化してしまっては元も子もない。

まずは体に対してリスキーな施術は避けよう。

その代表格として”ボキボキする”もの。

カイロプラクティックでも関節に瞬間的な衝撃を与えるテクニックが存在するが、それは一部である。

多くの先人によって多彩なテクニックが開発され、体に負担がかからない方法がたくさん存在する。

まずは実際に受ける前に、どのような施術を行うのかを問い合わせて聞いた方が良いだろう。

 

検査をして原因をはっきり伝えてくれるところを選ぶ

最初に言った通り、カイロプラクティックは検査が命。

施術の効果もさることながら、何より施術者が原因の特定をしていることにある。

よって[検査→原因特定→評価]という施術のPDCAサイクルを回していけるため、施術していくたびに精度が上がっていく。

これもカイロプラクティックの強みの一つだ。

これは実際に施術を受けてみないと分からないが、この点が明確な治療院であれば自分の体を任せても良いだろう。

よって最初から自分の疑問を施術者にぶつけて疑問を明確にしていくと良いだろう。

 

まとめ

いかがだっただろうか?

カイロプラクティックについての私の見解をまとめてみたが、実に施術の根拠がはっきりしていて体系化されている点が世界の多くの国々で採用されている理由だと思う。

残念ながら日本では法的に認められていないので、患者側からすると治療院探しが大変になるが、まずはこの流れに沿ってカイロプラクティックの技術を体験してほしい。

近い将来にあなたの探していた物に出会えることを心から願っている。

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