オスグッド

シンスプリント・オスグッドになりやすい人はまず足裏を見よう

こんにちは。
大阪市中央区本町で
カイロプラクティック整体院を運営している
Uenishi整体院院長の上西です。

 

今回のテーマは
『シンスプリント・オスグッド
になりやすい人はまず足裏を見よう』
についてです。

運動している人に多く発症する
シンスプリントやオスグッド
そしてジャンパー膝などは

病院にいって治療するもなかなか治らず
治っても運動すると再発するという
やっかいなものです。

そんな人や
またそんなお子さんをお持ちの親御さんに
ぜひ読んでいただきたい内容です。

興味がある方はぜひ最後まで
お付き合いくださいね!!

そもそもシンスプリントやオスグッド
ジャンパー膝といろいろ病名がありますが
これらはそれぞれ別物と
考えないほうがよいでしょう。

どういうことか??

要するに運動でかかる負担が

足の脛骨にかかるのか
膝蓋靭帯にかかるのか
脛骨粗面にかかるのか

の違いだけで
病名が分かれているだけだということ
を知る必要があります。

すなわち、
症状発症のきっかけ、原因は
どれも一緒という事になります。

ということは治療法も
どれもほとんど同じという事になります。

しかし病院ではそれぞれ違った見立てをし
それぞれが違う治療法になるはずです。

ここになかなか治らない理由があります。

私はこう考えます。

運動選手は、水泳選手を除いて
ほぼすべてが地面からの衝撃を
足裏で受け止めます。

その足裏の衝撃吸収機能が
しっかりと働いているかどうか
というのが大きなポイントになってきます。

そこで、

まずあなたの足裏を
見てみてください。

自分で自分の足裏を見てみて
ある特徴があれば
原因は足の接地のしかたに
問題がありますよ!!

それではここでいくつか
チェックするポイントを
お教えしましょう。

 

衝撃吸収がうまくいかない足の特徴

1、扁平足(隠れ扁平足も含む)

足のアーチ、
つまり土踏まずがない人です。

アーチがないという事は
足裏のクッション機能が
ないのと一緒です。

見た目に土踏まずがあっても
立った時に無くなる人は
これもクッション機能はないと
思ってください。

 

2、ハイアーチ

 

扁平足とは真逆の足ですが
これも良くありません。

img019

理由は、足のアーチが高い人は
つま先が浮き上がってしまうからです。

つまり体重を支えるために
指を使う事が難しくなると
効率よく衝撃を吸収する事が
出来なくなります。

 

3、かかと重心

 

かかと重心の人の特徴があります。

このような人は決まって
かかとの皮膚が分厚くなって
ガサガサになっています。

これもかかとからダイレクトに
地面からの衝撃を受けるので
足のクッション機能が
生かされることはありません。

 

4、舟状骨(しゅうじょうこつ)の内側への出っ張り

 

足の内くるぶしの下に
舟状骨という骨があります。

その骨がより内側に出っ張って
くるぶしよりも張り出してしまうと

足のアーチが崩れるとともに
歩いたり走ったりした時に
足首がねじれてしまいます。

歩く時に下腿骨や大腿骨も
一緒にねじれてしまうために
膝や足には大きな負担になります。

 

5、魚の目、タコが足にある

 

この写真を見てください。

 

IMGP1881 - コピー

 

この足は3箇所にタコがあります。

これは、足裏に均一に
体重がかかっていない
ということになります。

つまり、魚の目、タコがある場所に
体重が集中しているということです。

体は防御反応として
体重が集中する場所に
皮膚を分厚くして
自ら足を守っているのですね。

 

以上、これらの足は
歩いたり走ったりするだけで
そうでない人に比べて
下腿部や膝関節に大きな衝撃を与えます。

その衝撃が毎日の練習で
繰り返し反復されると
膝や脚が壊れるというサインとして

シンスプリント、オスグッド
ジャンパー膝というような
症状として出るというわけです。

まとめると、

指も含めた足全体で
地面からの衝撃を効率よく
吸収するようになると

下腿部や膝に大きな負担が
かかることはなくなり
このような症状は出にくくなる

ということですね。

これらは過去に成長痛と言う様な
成長期に骨が成長するために
起こる痛みだという風に
言われてきましたがそれは間違いです。

当院では足の接地を変える為に
骨盤や股関節、足の関節などを調整して
重心を変える施術をしたり

場合によってはインソールを使う
場合もあります。

そうして足への負担が減ると
ウソみたいに痛みが引いていきますよ!!

長年ケガに悩まされている方
成長痛と思ってあきらめている方は
まず自分の足裏を見てください。

そこに問題解決のヒントが
隠れているかもしれませんよ!!

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