こんにちは。大阪本町吹田江坂のUenishi整体院です。
肩こりがひどくてマッサージに通っても、すぐにまた重だるくなる…。
そんな経験はありませんか?
実はその肩こり、原因が「脇の下」に潜んでいる可能性があります。
脇の下には、肩甲骨を動かすための大切な筋肉がいくつも通っていて、これらの問題が肩こりをひどくしたり、慢性化する原因となっています。
この記事では、
①肩こりと脇の凝りの関係
②脇が凝る原因
③改善するためのセルフストレッチ3選
について詳しく紹介します。
デスクワークやスマホ操作が多い方、姿勢が気になる方は、ぜひ今日から試してみてください。
目次
なぜ肩こりと脇の凝りは関係しているの?

多くの人が感じる肩こりは、首の付け根から肩にかけて広がる「僧帽筋(そうぼうきん)」の緊張が原因とされています。しかし、僧帽筋だけをほぐしても、すぐに肩こりが戻ってしまうという人も多いはず。
その理由は、肩甲骨の動きに関わる他の筋肉、特に「脇まわりの筋肉」が硬くなっているからです。これは肩こりの人のほとんどに共通しています。では、脇と肩の関係をわかりやすく説明します。
肩と脇は「肩甲骨」でつながっている
肩の動きの中心にあるのが「肩甲骨(けんこうこつ)」です。この肩甲骨は、背中の筋肉だけでなく、脇の下の筋肉にも支えられています。特に重要なのが次の2つの筋肉です。

・広背筋(こうはいきん):脇から背中に広がる大きな筋肉。腕を引いたり、背中を支えたりする。
・前鋸筋(ぜんきょきん):肋骨の横についていて、肩甲骨を前へ動かす働き。
この2つが硬くなると、動きが制限されてしまいます。肩甲骨がうまく動かないと、肩や首の筋肉が代わりに頑張ることになり、肩こりを引き起こします。つまり、「肩甲骨が動かない → 肩がこる」という流れが、脇の筋肉の硬さから始まっているのです。
脇が硬いと血流とリンパの流れが悪くなる
脇の下には、太い血管・リンパ管・神経が集中しています。脇の筋肉が凝り固まると、これらの通り道が圧迫され、血流やリンパの流れが滞ります。その結果、肩周りの代謝が落ち、老廃物が溜まりやすくなり、肩こり・首こりが慢性化するのです。
姿勢にも大きく影響する
脇の筋肉が硬くなると、肩甲骨の位置が崩れます。自然に肩が前に引っ張られ、背中が丸まってしまい、「巻き肩」「猫背」などの姿勢になってしまいます。こうなると、背中や方、首の筋肉が常に引っ張られて緊張し、肩こりを悪化させます。また胸が開かなくなることで呼吸も浅くなり、疲れやすくなるという悪循環にも。
脇が凝る原因とは?

長時間のデスクワークやスマホ操作
デスクワークでは、腕を前に出したままの姿勢が長く続きます。この姿勢は、腕を固定させるために脇の下にある前鋸筋を常に緊張させ、硬くする最大の原因です。さらに、スマホ操作中の“うつむき姿勢”も肩甲骨の動きを制限し、脇の筋肉を固めてしまいます。
運動不足で筋肉が固まる
脇から背中にかけて広がる広背筋は大きな筋肉ですが、腕を上げたりしない限り、日常生活では意識して動かすことが少ない部位。腕を大きく振る、背伸びをする、といった動作が減ると、自然とこの筋肉が硬くなります。すると肩甲骨の動きが制限され、肩の重さを感じやすくなってしまいます。
脇の凝りを放っておくと…?

肩甲骨がさらに硬くなり、腕の痛みにもで発展
広背筋や前鋸筋など脇の筋肉が硬くなると、肩甲骨は前や下に引っ張られ、さらに硬くなります。肩甲骨には、上腕の筋肉も繋がっているので、腕が重だるくなったり、痛みに発展します。
胸が開かなくなる=酸素不足・疲労蓄積
脇が硬くなると胸が開かず、呼吸が浅くなります。浅い呼吸では十分な酸素が体に行き渡らないため、疲労物質が溜まりやすくなり、体のだるさや集中力の低下につながります。
女性に多い「見た目老け姿勢」への影響
肩が前に出て背中が丸まる姿勢は、実年齢より老けて見える大きな原因。また、バスト位置が下がって見えたり、首が短く見えたりと、スタイルにも影響します。脇の柔軟性を取り戻すことで、自然と胸が開き、若々しい印象に変わります。
脇をほぐすと肩が軽くなる理由
肩こりは、いわゆる「筋肉の綱引き」で起こっています。つまり固くなっている僧帽筋の反対側には、肩甲骨を介して固い広背筋、前鋸筋が存在して、お互いに引っ張りあっているのです。
脇をほぐすことで、広背筋や前鋸筋の緊張が取れ、引っ張り合う事がなくなります。そうすると、僧帽筋などの肩の筋肉が過剰に働く必要がなくなるため、緊張が解け、自然と肩の力が抜けて軽く感じられます。これが肩こりの根本改善です。
さらに、脇ほぐしは、このようなメリットがあります。
肩甲骨の可動域が上がる:肩の動きがスムーズになり、腕を上げやすくなる。
姿勢が良くなる:猫背・巻き肩が改善し、立ち姿が美しく見える。
胸が広がる(バストアップ):胸が広がることで肋骨が引き上がり、バストアップ効果あり。また呼吸が深くなり、リラックス効果や代謝アップも期待できる。
首こりまで改善:脇の筋肉をゆるめることで、首の緊張も緩和される。
脇周りの血流改善:血液・リンパの流れも改善され、肩や首に溜まった疲労物質も流れてスッキリします。
脇をゆるめて肩を軽く!セルフストレッチ3選
ここからは、脇の凝りをほぐし、肩こりを軽減するためのおすすめストレッチを紹介します。必要なのはフェイスタオルのみ。自宅でいつでも簡単にできます。
1. タオルを使ったサイドストレッチ(脇の外側を伸ばす)

目的:脇の外側(広背筋の側面)を伸ばして可動域を改善
- 足を肩幅に広げ立って、タオルを両手に持つ
- タオルの長さは短いほどストレッチが効くので、程よい長さに調整する
- 息を吸って吐きながら左側へ体をゆっくり傾ける。
- 脇の外側が伸びるのを感じたら20秒キープ。呼吸を止めないこと。
- ゆっくり元に戻し今度は右側を伸ばす。
- 左右交互に2回行う。
ポイント:傾けるときに肩が上がらないようリラックスする。
2. わきの下重点ストレッチ

目的:脇の下側または脇の後ろ側〜上腕を重点的に緩める
- 床にあぐらで座るか、足を肩幅に広げて立つ。
- 両手を頭の真上にあげ、右手首を左手で持つ。
- 息を吸って吐くと同時に持った左手をさらに左側に引き込み、上半身も左に倒す。
- 脇の下から上腕にかけてストレッチを感じたところで維持し20秒キープ。
- ゆっくり元に戻し、反対側も同様に行う。
- 左右交互に2セット行う。
3. 猫のポーズで腕伸ばし

目的:脇を伸ばし、背中を反らせて肩甲骨の位置を整える
- 床に四つん這いになって両手を前に出す
- その状態から肘をつける。
- さらに背中を反らしながらお尻を後ろに下げる。
- 脇の下から脇腹へストレッチを感じたところで姿勢を維持し、そのまま20秒キープ
- これを2回繰り返す。
ポイント:肘が浮いてしまったり、背中が十分に反っていないと、ストレッチ効果が半減するので姿勢に注意する。肩が痛い人は無理をしない。
肩こりでお悩みの方は、Uenishi整体院の「脇ほぐし」をお試しください
肩こりをいくらほぐしても改善しない場合や、肩こりが慢性化している時は、その原因は「脇の凝り」にあるかもしれません。脇の筋肉(広背筋・前鋸筋など)が固くなることで、僧帽筋を下から引っ張るので、筋肉がリラックスできず緊張を強いられるために起きています。
これらの筋肉を柔らかくすることで、肩甲骨の動きがスムーズになり、脇周りの血流が改善します。結果的に、肩だけでなく首こりの改善、姿勢や呼吸までもが整い、全身の軽さを実感できるでしょう。
デスクワークや姿勢が悪く、自分でストレッチをやっても、肩こりが治らない場合は、Uenishi整体院の「脇の下ほぐし」をお試しください。
広背筋をはじめ、肩甲骨周りの筋肉を緩め、肩甲骨を正しい位置に調整します。肩が今までになく軽く、呼吸が深くなる感覚をぜひ体感してみてください。今なら期間限定で初回特別価格お試しできます。



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