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歩くたびに足の甲が痛いあなたへ
こんにちは。大阪本町吹田江坂のUenishi整体院です。
「歩くと足の甲が痛い。しかも片足だけ…」
「靴が当たるだけでズキッとする」
「ひびが入ったのでは?と不安になる」
このような悩みで検索し、この記事にたどり着いた方は少なくないはずです。
実は足の甲の痛みは、湿布・安静・靴を変えるだけでは改善しないケースが非常に多い症状です。
なぜなら、痛みの正体が「炎症」や「使いすぎ」ではなく、足の骨格構造のズレにあることが多いからです。
この記事では、整体の視点から
・足の甲に痛みが出る本当のメカニズム?
・「ひび」との決定的な違い
・どうすれば根本的に改善できるのか
を、できるだけわかりやすく解説していきます。
よくある質問|足の甲の痛みQ&A
まず足の痛みを訴える人がよく感じている疑問について、見ていきましょう。
Q1. 足の甲が痛いのは骨折やヒビですか?
A. 普通に生活していて足の甲にヒビが入ることはほぼありません。重い物を落とした、ランニングなど強い反復刺激がある場合を除き、多くは骨折ではなく骨のズレや関節への負荷が原因です。
Q2. 歩くと足の甲が痛いのはなぜですか?
A. 足首が硬く、歩行時の衝撃や重心移動を足の甲(リスフラン関節)が代償している可能性があります。特に背屈が硬いと痛みが出やすくなります。
Q3. 靴が当たるだけで痛いのは靴のせい?
A. 靴がきっかけになることはありますが、根本原因は足の形や中間楔状骨のズレであるケースが大半です。靴を変えても改善しない場合は要注意です。
Q4. 安静にすれば自然に治りますか?
A. 炎症だけが原因なら改善しますが、骨の位置異常がある場合は安静だけでは痛みが残りやすく、再発を繰り返します。
足の甲の仕組みを知る|カギを握る「中間楔状骨」とリスフラン関節

足の甲の中央付近には、中間楔状骨(ちゅうかんけつじょうこつ)という小さな骨があります。
この骨は、3つある楔状骨(けつじょうこつ)の真ん中の骨で、
・内側楔状骨
・外側楔状骨
に挟まれるように存在し、逆三角形の形状をしています。
構造上の特徴として、
・左右から圧迫される
・上方向へ逃げやすい
という弱点があり、わずかな力の偏りでもズレやすい骨です。
この中間楔状骨を含む一帯は、リスフラン関節と呼ばれ、歩行時に体重を支え、踵からつま先へ重心を移動させる重要な役割を担っています。
足の甲が痛いとき、実際に足で起きていること

足の甲に痛みが出ている方の多くは、
・中間楔状骨がわずかに上方へズレる
・リスフラン関節に局所的なストレスが集中
・神経・感覚が過敏になる
という状態に陥っています。
その結果、
・靴が当たるだけで痛い
・歩行時にズキッと響く
・安静にしていても違和感が残る
といった症状が現れます。
ここで重要なのは、「ズレ」が原因の場合、数日安静にしても改善しないという点です。
炎症が主原因であれば、安静で楽になりますが、骨の位置異常が残ったままでは痛みは繰り返されます。
痛みの原因①|足首が硬い(特に背屈制限)
足の甲の痛みで非常に多いのが、足首の硬さです。
特に、足首を上に反らす動き(背屈)が硬い場合、歩行の立脚期(体重が足に乗る時)に
・本来足首で受けるはずの衝撃
・重心移動の調整
を、リスフラン関節が代償してしまうようになります。
その結果、
・中間楔状骨に過剰な負荷
・微細なズレの蓄積
・痛みの発生
につながります。
足首が固くなる原因については、下の記事で詳しく解説しています。
気になる方はこちらもぜひチェックしてみてください。
痛みの原因②|靴の締め付けと足の形の問題
●ハイアーチ(甲高)の人
甲が高い足は、
・靴の左右から圧迫を受けやすい
・中間楔状骨が上に押し出されやすい
という特徴があります。
特に、
・細身や小さめの靴
・甲部分が硬い靴
を履き続けることで、痛みが慢性化しやすくなります。
●扁平足の人
一方、扁平足の場合は、
・地面からの突き上げを直接受けやすい
・足の骨同士の安定性が低い
ため、歩行や立ち仕事の負荷で骨のズレが起きやすい状態です。
「足の甲にひびが入ってるのでは?」と不安になる方へ
結論から言うと、普通に生活していて足の甲にヒビが入ることは、ほぼありません。
可能性があるのは、次の2つだけです。
・足の甲に重い物を落とした
・ランニングなど、律動的な刺激が繰り返される運動を継続している
これらに明確に心当たりがない場合、多くは骨折ではなく「ズレによる痛み」です。
放置するとどうなる?足の甲の痛みの弊害
足の甲のズレを放置すると、
・痛みをかばった歩き方が癖になる
・膝、股関節、腰への負担が増える
・足底筋膜炎や外反母趾を併発
といった二次的トラブルにつながることもあります。
「そのうち治るだろう」と我慢するほど、回復には時間がかかります。
改善は可能?有効なのは整体的アプローチ
足の甲の痛みは、正しく原因を見極めれば改善可能です。
整体では、
①中間楔状骨・リスフラン関節の位置調整
②足首(特に背屈)の可動域改善
③足のアーチ機能の再教育
を同時に行い、負担が集中しない足の使い方を取り戻していきます。
単なるマッサージや電気治療ではなく、 「なぜズレたのか」「なぜ戻らないのか」まで考えることが重要です。
まとめ|足の甲の痛みは「結果」、原因はもっと深い
足の甲の痛みは、
・靴のせい
・使いすぎ
・年齢の問題
と片付けられがちですが、本当の原因は足の構造バランスの崩れであることがほとんどです。
痛みをごまかすのではなく、 「なぜそこに負担が集中したのか?」
ここに目を向けることが、再発しない体への第一歩です。
もし、
・何度も足の甲が痛くなる
・靴を変えても改善しない
・病院でレントゲンを撮っても「異常がない」と言われた
という方は、一度、足全体の構造から見直してみてはどうでしょうか。



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