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足部足裏

ふくらはぎがパンパンに張る原因とは?マッサージで改善しない本当の理由

こんにちは。
大阪本町吹田江坂のUenishi整体院です。

「夕方になると、ふくらはぎがパンパンに張る」
「特に運動していないのに、常に疲れている感じがする」
「触るとカチカチに硬い」

このような悩みを抱えていませんか?

多くの方は
「運動不足で血流が悪いもかも?」
と考えがちですが、本当にそうでしょうか?

このような、
何もしていないのにふくらはぎがパンパンに張るといった症状の裏側には、
“姿勢バランスの崩れからくる慢性的な筋緊張”が隠れているケースが非常に多いのです。

この場合、ふくらはぎをマッサージしてもまったく歯が立ちません。

この記事では、
・なぜ何もしていないのに張るのか
・マッサージでは全く変化しない理由
・本当に改善する方法
を順番に解説していきます。

1. 本質的な原因|かかと重心という落とし穴

ふくらはぎがパンパンになる最大の原因は、
重心が後ろ側に偏る「かかと重心」によって起きています。

かかと重心

■ 本来の立位姿勢
正しい立位姿勢での重心ラインは、
股関節と外くるぶしの前方を結ぶラインが垂直線上に安定します。

膝はわずかに屈曲し、前側にカーブしています。(生理的カーブ)

この時、足の前面の筋肉(大腿四頭筋・前脛骨筋)と
後面の筋肉(ハムストリングス・下腿三頭筋)の緊張が
釣り合った状態になります。

姿勢バランスが崩れると、重心ラインが後方(かかと側)に偏ることがあります。

この時、骨盤は重心調整のために前方に移動し、
横から見た脚のラインが大きく変わります。
膝が後ろ側に反るように変化するのです。

この状態になると、前面の筋肉は収縮し、後面の筋肉は伸長します。

特にふくらはぎの筋肉は引き伸ばされながら力を出す
「伸長性収縮」という状態になります。

つまり、何もしていないのに常に働いている状態です。
これが筋肉の慢性的な張りの正体です。

こうなると、ふくらはぎの筋肉は機能しなくなり、
血液やリンパが流れずに足に溜まっていきます。

こうして筋肉の硬さと水分の停滞により
ふくらはぎはパンパンになるのです。

 

■ なぜかかと重心になるのか?
かかと重心は、体の前側の筋肉が硬くなることで起こります。

・大腿四頭筋(太もも前)
・腹直筋(お腹)
・腸腰筋(股関節前)

これらの一部が硬くなると、
骨盤が前傾したり、背中が丸まったり、膝が反ったりします。

結果として、ふくらはぎは伸長させられ、
それに対抗するように筋肉が常に緊張します。

2. ふくらはぎが張る人に多いその他の症状

かかと重心によるふくらはぎの緊張状態が続くと、次のような症状が出ます。

・足を使っていないのに疲れている
・常に重だるい
・動いた時にズキッと痛む時がある
・触るとパンパンに硬い
・歩くのが億劫になる
・長時間立っていられない
・夜に足がつりやすい
・足が冷えやすい
・むくみが取れにくい

これは「血流だけの問題」ではなく、常時緊張していることによる循環不良です。

3. ふくらはぎが張る人に多く見られる5つの特徴

かかと重心で起きる問題

1. 反張膝
膝が後ろに反っている。
横から見ると、膝が後方へ突き出ています。
2. 骨盤前傾
お尻が突き出る姿勢。
腰が反っていることが多いです。
3. 浮き指
足指が地面にしっかりついていない状態。
前足部で体を支えられません。
4. 頭部前方姿勢
顔が前に出ています。
スマホ姿勢に多いタイプです。
5. 猫背・巻き肩
肩が前に入り、背中が丸くなっています。

これらはかかと重心に連動して起こります。
つまり、ふくらはぎの問題は全身バランスの問題なのです。

4. これを放置するとどうなるか?

慢性的な張りを放置すると、体のあやゆる部分に負荷が集中し、
以下のような症状がら現れます。

・足底筋膜炎
・アキレス腱炎
・膝裏の痛み
・股関節痛
・腰痛

特に膝が反ったまま生活すると、関節への負担が増え、
変形性膝関節症のリスクも高まります。

また、常に筋肉が働き続けるため疲労回復が追いつかず、
慢性疲労体質になります。

5. ふくらはぎのマッサージは有効なのか?

このようなふくらはぎの張りをマッサージで取り除こうとしても、
根本改善にはならないどころか全く効かない事もあります。

なぜなら、ふくらはぎが単体で緊張しているのではなく、
姿勢バランスの崩れによって緊張させられているからです。

たとえマッサージで緩んだとしても、
・姿勢が変わらなければ
・重心が変わらなければ
再び緊張します。

「毎日ほぐしているのに改善しない」という方は、
原因が別の場所にある可能性が高いです。

6. 【まずはこれ!】症状を根本から和らげるストレッチ2選

それではここからは、前側の筋肉を効率よく緩めて、
かかと重心を改善するストレッチを2つ紹介します。

ぜひお家で試してみてください。

1. うつ伏せ上体反らし
これはうつ伏せから上体を反らして腹直筋・大腿四頭筋を伸ばすストレッチです。
腰を無理に反らすのではなく、「お腹の前側を伸ばす」ことが目的です。

お腹反らし

①手順(やり方)
【ステップ1】うつ伏せになる
・足は腰幅程度に軽く開く
・足の甲を床につける
・手は胸の横あたりに置く(腕立て伏せの手の位置)

【ステップ2】上体をゆっくり起こす
・手で床を押しながら、ゆっくり上体を持ち上げる
・骨盤は床につけたまま
・お腹の前が伸びている感覚があればOK
※ 肘は伸び切らなくても大丈夫

【ステップ3】そのままキープ
・15〜30秒キープ
・呼吸は止めず、ゆっくり鼻呼吸

②コツ(効果を出すポイント)
✔ 腰ではなく「お腹」を伸ばす意識
腰を反らす意識が強いと痛めます。
「みぞおちを前に出す」イメージで行いましょう。

✔ お尻に力を入れすぎない
お尻を強く締めすぎると腰が詰まります。
軽く力を入れる程度でOK。

✔ 痛みが出る手前で止める
腰に鋭い痛みが出る場合はやりすぎ。
「気持ちよく伸びる」範囲で止めましょう。

✔ 肩をすくめない
肩が耳に近づくと首が緊張します。
肩は下げ、首は長く保ちます。

 

2. ランジストレッチ
腸腰筋を効率的に緩め、姿勢改善にとても効果的です。

ランジストレッチ

① 手順(やり方)
【ステップ1】片膝立ちになる
・片脚を前に出して90度に曲げる
・後ろ脚は膝を床につける
・足幅は腰幅程度に開く
・上体はまっすぐ起こす
※ 前膝がつま先より大きく前に出すぎないように

【ステップ2】骨盤をゆっくり前へスライド
・上体は立てたまま
・骨盤を前にスーッと動かす
・後ろ脚の付け根(股関節前)が伸びればOK
※ 腰を反らさないことが大事

【ステップ3】両手を上に伸ばしてキープ
・腕をまっすぐ上へ
・15〜30秒キープ
・呼吸はゆっくり
・反対側も同様に行います。

② コツ(効果を出すポイント)
✔ 腰を反らない
よくある間違いは「腰を反らして伸ばす」こと。
それだと腸腰筋ではなく腰に負担がかかります。
→ おへそを少し丸める意識(軽く骨盤後傾)で行うと正解。

✔ 前脚に体重を乗せすぎない
前脚に体重が乗りすぎると、ただのランジ姿勢になります。
あくまで「後ろ脚の付け根」を伸ばす意識。

✔ 上に引き上げる感覚を持つ
腕を上に伸ばし、体を縦に引き伸ばすイメージ。
これで股関節前面がより効果的に伸びます。

✔ お尻を軽く締める
後ろ脚側のお尻を軽く締めると、腸腰筋がより伸びます。
※力みすぎないこと

この2つを行うことで、
・骨盤前傾が改善
・膝の反りが減少
・重心が中央へ戻る
結果として、ふくらはぎの緊張が抜けていきます。

7. うまくいかない場合は専門家に任せるという選択

セルフケアを行なってもふくらはぎの張りが改善しない場合、
・骨盤の歪み
・股関節の可動域
・足部アーチ
・脊柱バランス
を評価できる専門家に診てもらうことが有効です。

特に長年パンパンな状態が続いている場合、
筋肉だけでなく関節バランスが固定化している可能性があります。

整体では、局所だけでなく全身の連動を整えることで根本改善を目指します。

8. まとめ

ふくらはぎがパンパンに張る原因は、
単なるむくみや血流の問題だけではありません。

多くは、
かかと重心 → 反張膝 → 筋肉の慢性的伸長性収縮
という姿勢メカニズムが関係しています。

だからこそ、
・ふくらはぎを揉むだけでは不十分
・前側の筋肉を整えることが重要
です。

もし、
・常に張っている
・何年も改善しない
・マッサージしても戻る
という場合は、体全体のバランスを一度見直してみてください。

ふくらはぎは「結果」であり、
原因はもっと上流にあります。
正しい理解ができれば、
パンパンなふくらはぎは必ず変わります。

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