目次
第1章:その「股関節のつまり」。実は危険信号かもしれません
こんにちは。大阪本町吹田江坂のUenishi整体院です。
・股関節を動かすと「引っかかる感じがする」
・足を上げたときに「奥で詰まるような違和感がある」
・ストレッチをすると逆に痛みが出る
・無理に動かすと「外れそうな不安感」がある
このような感覚に心当たりはありませんか?
多くの方はこの症状を
「股関節が硬いだけ」
「年齢のせい」
「運動不足だから仕方ない」
と考えがちです。
ですが実際には、
・ストレッチをしても良くならない
・むしろ痛みが強くなる
・可動域が広がる感じがしない
こう感じている方がとても多いのが現実です。
それもそのはずで、
股関節の「つまり」や「引っかかり感」は、
単なる筋肉の硬さだけで起きているわけではありません。
実際には股関節の中で、
もっと構造的で、放置すると将来の不調につながる問題が起きています。
この記事では、
・なぜ股関節に「つまり」や「引っかかり」が起きるのか
・股関節の中で実際に何が起きているのか
・なぜストレッチだけでは改善しにくいのか
・本当に必要な改善の考え方とは何か
これらを、専門的な内容をできるだけ噛み砕いてお伝えしていきます。
第2章:股関節の仕組みと役割を超シンプルに解説

股関節は「球関節(きゅうかんせつ)」という種類の関節です。
ボール状の骨(大腿骨頭)が、受け皿のような骨盤側(臼蓋)に収まる構造をしています。
これらの骨同士は密着しているわけではなく、少しですが隙間があります。
これによって股関節は、
・前に曲げる
・後ろに伸ばす
・横に開く
・ひねる
といった動きを360度近い自由度でしかも大きく動かすことができます。
「歩く、しゃがむ、走る、方向転換する」
どんな動作も股関節があるからこそ可能になっています。
股関節がスムーズに動くためには、
適度な空間と、大腿骨頭が臼蓋の中にすっぽりおさまっている必要があるわけです。
第3章:つまりが起きているとき、股関節の中で何が起きている?
〜「股関節のつまり=筋肉が硬い」ではない〜
股関節のつまりがある方の多くは、
「筋肉が硬いから動かない」と思っています。
もちろん筋肉の緊張も関係しますが、
それだけでは説明できない現象が、股関節の中で起きています。
キーワードは 「圧着」と「ずれ」です。
この2つが両方、あるいは片方だけでも起こることで、
あの独特な“つまり感”や“引っかかり感”が生まれます。
① 圧着
前述した通り、股関節には、
関節頭と臼蓋の間に「関節腔(かんせつくう)」という
わずかな隙間があります。
しかし、
・体重による圧力
・筋肉の過剰な緊張
が加わると、
この隙間がギュッと押しつぶされるような状態になります。
これが「圧着」です。
圧着が起きると、
・関節の遊びがなくなる
・動かす余白が消える
・少し動かすだけで“詰まる感覚”が出る
という状態になります。
ストレッチしても可動域が広がらないのはこのためです。
圧着が起きやすい生活習慣には、次のようなものがあります。
・立ちっぱなしの仕事
・重量を扱うジムトレーニング
・マラソンや長距離ランニング
・サッカー、バレー、バスケットなどのジャンプ競技
・スキーなど地面からの反発力が強いスポーツ
これらはすべて、
「体重+衝撃+筋肉の緊張」
が繰り返しかかるため、
股関節が圧着しやすい環境を作ります。
② ずれ
もう一つの問題が「ずれ」です。
股関節は本来、
関節頭が臼蓋の中央に収まっているのが理想の位置です。
しかし姿勢のバランスが崩れると、
関節頭は少しずつ前後・左右へ偏って安定を図ります。
これが「ずれ」です。
・前方にずれると…
→ 股関節を曲げたときにつまりやすい
→ 深くしゃがむときに引っかかる
・外側にずれると…
→ 開脚や横に足を出す動きで詰まる
→ 外側や内側の付け根に痛みが出やすい
ストレッチをすると、あるところで動きが止まる、引っかかるのはこのためです。
この状態からさらに不自然な方向へ押し込むと、痛みや違和感が強くなります。
つまり、
股関節のつまりとは「硬さ」ではなく、
「圧着」と「ずれ」という
関節構造レベルの問題なのです。
なぜ今までのストレッチが効かなかったのか、これで理解できたと思います。
第4章:つまりが起きやすい人の生活習慣・タイプ
では、股関節の「圧着」と「ずれ」はどんな人に起きやすいのでしょうか。
実は、運動をしている人・していない人に関わらず、
生活習慣や体の使い方のクセによって誰にでも起こります。
① 長時間座りっぱなしの人

デスクワークや車の運転が多い方は、
その姿勢で骨盤が後傾し、立った時には前傾を起こします。
よって股関節は常に曲がった状態で固まります。
この姿勢が続くと、
・腸腰筋や大腿四頭筋が短縮
・関節頭が前方へずれやすくなる
結果として、
「立ち上がるときにつまる」
「足を上げると引っかかる」
といった症状が出やすくなります。
② 激しい運動や強めのトレーニング歴がある人または現在進行中の人

現在または過去に以下のような経験がある方は注意が必要です。
・ウエイトトレーニング
・マラソンや陸上競技
・サッカー、バレー、バスケット
・スキー
これらはすべて、
・体重
・地面反力
・筋肉の収縮力
が股関節に集中しやすく、圧着を強める要因になります。
「運動している=関節に良い」と思われがちですが、
負荷が強すぎると関節は圧縮され、
動く余白を失っていくこともあるのです。
③ 猫背・反り腰など姿勢が崩れている人

姿勢が崩れると、体の重心位置も変わります。
体は無意識にバランスを取ろうとして、股関節の位置を微調整します。
その結果、
・骨盤が前傾 → 関節頭が後方へ
・骨盤が後傾 → 関節頭が前方へ
・骨盤が広がる、左右にズレる → 関節頭が外側へ
という「ずれ」が起こりやすくなります。
股関節は“姿勢の影響を非常に受けやすい関節”なのです。
④ 足の形に問題がある人(アーチ低下・ハイアーチ)

足元は体の土台です。
足のアーチが崩れると、
その歪みは膝・骨盤・股関節へと連鎖します。
・偏平足 → 内側へ倒れ、股関節が内巻きになりやすい
・ハイアーチ → 衝撃吸収が弱く、股関節に圧着が起きやすい
足の問題は、見えないところで股関節の位置ズレや圧着を作り出します。
⑤ 足首の捻挫歴がある人

足首の捻挫は、関節のセンサー機能(位置感覚)を低下させます。
すると、
・重心の取り方が変わる
・片脚立ちの安定性が落ちる
・無意識に股関節で補正する
この補正動作が積み重なると、股関節のずれが固定化されていきます。
⑥ O脚・X脚の人

O脚やX脚は、見た目の問題だけでなく、
股関節の位置関係にも大きな影響を与えます。
脚の軸がまっすぐでないということは、
・脚の形に合わせて骨盤も傾く
・股関節の関節頭が中央から外れやすくなる
という状態が日常的に起きやすくなります。
脚の軸に乱れがあると、股関節の動きにも悪影響が出てしまうのです。
ここで大切なことは、
「運動していても、運動不足でも、
股関節の圧着とずれは起こる」
という事実です。
股関節のつまりは「努力不足」ではなく、
「構造上、誰にでも起こりうる問題」なのです。
第5章:つまりを放置すると将来どうなるのか?
股関節のつまりや引っかかりを
「痛みがないから」と放置している方は少なくありません。
しかし、この状態が続くと、
体は確実に別の場所で代償を始めます。
① 股関節の可動域がどんどん狭くなる
圧着とずれが続くと、
関節は本来の動きを失っていきます。
・しゃがめない
・足が上がらない
・歩幅が狭くなる
これが「年齢のせい」と思われがちですが、
多くは関節の使えなさが原因です。
② 関節変形のリスクが高まる
圧着が強い状態で動き続けると、
関節軟骨にかかる負担が増えます。
これが長期化すると、
・すり減り
・炎症
・変形性股関節症
へ進むリスクが高くなります。
③ 腰痛につながる
股関節が動かなくなると、代わりに腰が無理をします。
・腰をひねって歩く
・反らして脚を上げる
こうした動作が増え、慢性的な腰痛へとつながります。
「股関節のつまり」と「腰痛」は、実はとても密接な関係にあります。
④ 膝の痛みにつながる
股関節が安定しないと、膝はねじれながら動くようになります。
これが続くと、
・膝の内側の痛み
・階段での違和感
・正座やしゃがみ動作の不安
といった問題が出てきます。
⑤ 姿勢が崩れ、全身バランスが乱れる
股関節は体の“中心”に近い関節です。
ここが不安定になると、
・骨盤の歪み
・背骨の歪み
・肩こりや首こり
へと波及します。
股関節のつまりは、
「股関節だけの問題」ではありません。
将来的に、
股関節に痛みや外れるような感覚を感じ、
直し方を本気で探す状態になる前に、
今の違和感の段階で向き合うことが何より大切です。
早い段階で対処すれば、関節はまだ十分に“戻る力”を持っています。
第6章:【正しい直し方】股関節のつまりとどう向き合うか?
ここまでの内容で、
股関節のつまりの正体は「筋肉の硬さ」ではなく、
「圧着」と「ずれ」という関節構造の問題だとご理解いただけたと思います。
「ストレッチだけでの改善は難しいの?」
残念ですが、答えは「イエス」です。
改善の「第1段階」としてまず必要なのは、
① 圧着を取り除くこと
② ずれた関節頭を正しい位置に戻すこと
この2つです。
関節に「動ける余白」を取り戻し、
正しい位置関係を再構築しなければ、
筋肉は伸びないばかりか、ストレッチ自体が辛いものとなってしまいます。
特に重要なのが「圧着解除」です。
圧着した関節は、いわば“潰れたクッション”のような状態です。
このまま動かしても、 中で滑らかに転がるスペースがありません。
まず必要なのは、
「関節同士の距離を作って関節に「遊び」を作る」
これがあって初めて、 動きやすさが戻り始めます。
そしてもう一つが「ずれの修正」です。
関節包には、「今、関節がどこにあるか」を感知するセンサーがあります。
このセンサーが正しく働いていないと、
・関節はズレた位置を“正しい”と誤認識
・体はその位置で固定しようとする
という状態になります。
整体などの専門的な施術では、
・関節包を刺激しセンサーを調整
・股関節の圧着を解除
・正しい位置で動く感覚を脳に再教育
こうしたアプローチが可能になります。
これが、
「股関節のつまりをとる」
「股関節を正しい位置に戻す」
ための本質的な方法です。
ストレッチの有効性は「第2段階」に発揮されます。
ストレッチは、動き始めた関節の位置を維持する目的で行います。
①筋肉の柔軟性を高め、
②股関節本来の可動域を維持し、
③センサーの誤作動を防止。
④再発予防に役立つ。
という大きなメリットがあります。
第7章:セルフケアと整体の役割分担
股関節の改善には、
「セルフケア」と「専門施術」の役割を正しく分けることが重要です。
どちらか一方だけでは、
本当の意味での安定改善にはつながりません。
まず整体など専門家が担う役割は、
・圧着を解除する
・ずれた関節頭を正しい位置へ戻す
・関節包のセンサーを再教育する
つまり、
「スタート地点を整える役割」です。
歪んだ状態でいくら運動やストレッチをしても、
それは“歪んだままの強化”になり、
結果的に関節に負担をかけることになってしまいます。
一度、関節を正しい位置に戻すことで、
体は初めて正しい動きを学習できます。
一方でストレッチなどセルフケアの役割は、
・良い状態を維持する
・再発を防ぐ
・日常動作で正しく股関節を使えるようにする
という「維持管理」です。
例えるなら、
・整体:家の基礎工事
・セルフケア:日々の掃除やメンテナンス
のような関係です。
この役割分担を理解すると、
「整体に通わないとダメ」でもなく、
「セルフケアだけで何とかなる」でもなく、
最短ルートは
「整えてから、維持する」
ということが見えてきます。
第8章:本気で変えたい方へ。股関節を直す一歩を踏み出そう!
ここまで読み進めたあなたは、
股関節のつまりを根本から直す最短ルートをしっかりと理解できたはずです。
・ストレッチでは限界を感じている
・動かすのが怖くなってきた
・年々硬さが強くなっている
そう感じているなら、
今まさに「股関節の根本改善が必要」というサインです。
Uenishi整体院は、
この問題を専門的に解決する数少ない整体院です。
あなたの一歩をサポートしますので、安心してお任せください。
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