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お尻

転倒しておしりを強打!尾てい骨が痛い原因と骨折との見分け方

こんにちは。大阪本町吹田江坂Uenishi整体院です。

「転んでおしりを強く打った」
「尻もちをついてから座るたびにズキッと痛い」
「階段から滑り落ちた」
そんな経験はありませんか?

立ち上がる瞬間や歩くときに尾てい骨まわりが痛むと、「骨折したのかな?」「ただの打撲?」「このまま放置しても大丈夫?」と不安になりますよね。

実は、尾てい骨は転倒などの衝撃を受けやすい部位。そして、見た目に大きな腫れがなくても、尾骨やその周辺の仙骨に歪みが生じているケースも少なくありません。

この記事では、
「尻もちをついた後の痛みの正体」
「尾てい骨打撲と骨折の見分け方」
「治るまでの期間」
「放置したときに起こる体の不調」
を整体師の視点からわかりやすく解説します。

1. 転倒しておしりを強打したとき”尾てい骨”はどうなる?

階段で転けた女性

尾てい骨(尾骨)は、背骨のいちばん下にある小さな骨で、仙骨という骨盤の中心の骨に連なっています。見た目には小さい骨ですが、姿勢保持や骨盤底筋群の支点として大切な役割を果たしています。

転倒して「しりもち」をついたとき、この尾てい骨に垂直方向の強い衝撃が加わります。椅子に座るときに尾てい骨が座面に当たるような位置にあるため、特に硬い地面に倒れた場合はダメージを受けやすいのです。

痛みの原因には主に3つのタイプがあります。

① 打撲(筋肉や靭帯の損傷)
皮下組織や筋肉にダメージが起こる状態。腫れや内出血を伴うこともあり、動かすと鈍い痛みを感じます。

② 炎症(尾骨周辺の神経・靭帯の炎症)
転倒の衝撃で周囲の靭帯や関節に炎症が起き、座る・立つ動作でズキッと痛みます。

③ 骨折・亀裂(尾骨のひびや変形)
尾てい骨そのものがひび割れたり、角度が変わってしまう状態。動かすたびに鋭い痛みがあり、座ることができないほど強い痛みを伴うこともあります。

 

2. 尾てい骨打撲と骨折の見分け方【自己チェック項目】

尾てい骨の痛みは、見た目だけでは「打撲」か「骨折」か判断しにくいのが特徴です。そこで、以下のような違いをチェックしてみましょう。

【打撲】
痛みの強さ: 鈍い痛み、動作時に痛む
腫れ・内出血: 軽度〜中等度
座る・立つ動作: ゆっくりなら可能
体勢での痛み: 一部の角度で痛い
改善スピード: 1週間〜1ヶ月で軽減

【骨折・ひび】
痛みの強さ: 鋭く刺すような痛み、常に痛い
腫れ・内出血: 目立つ内出血あり
座る・立つ動作: 座ることができないほど痛い
体勢での痛み: どの体勢でも痛みが続く
改善スピード: 1ヶ月〜数ヶ月かかる

また、整形外科を受診するとレントゲン検査で骨の状態を確認できます。尾てい骨は小さく写りづらい部位ですが、変形や角度のズレが見つかることもあります。

ただし、尾てい骨の骨折は手術などの処置を行わず、「保存療法(安静)」が基本です。痛み止めの薬やクッションを使用しながら自然治癒を待つケースがほとんどです。

 

3. 尾てい骨打撲による痛みはどれくらいで治る?

尾てい骨の痛みがどのくらいで治るかは、損傷の度合いや歪みの有無によって変わります。以下が一般的な目安です。

●軽度の打撲:1〜2週間
おしりを軽く打った程度で、腫れや内出血が少ない場合。数日〜1週間ほどで痛みが和らぎ、2週間以内にはほぼ改善します。

●中等度の打撲:2〜4週間
階段から滑り落ちた、硬い地面で強く打ったなど、比較的衝撃が強いケース。2〜4週間ほど痛みが続くことがあります。座る姿勢でズキッと痛むのが特徴です。

●骨折・ひびの場合:1〜3ヶ月
尾てい骨にひびや変形がある場合、回復までに1〜3ヶ月かかることもあります。ただし、整形外科を受診しても多くは保存療法で、「そのまま安静にして自然に治す」形を取ります。

【注意したいケース】
尾てい骨打撲そのものは時間とともに自然回復することが多いですが、尾骨や仙骨に歪みが残っている場合、打撲でも痛みが長引くことがあります。

特に以下のような症状が続く場合は、尾骨の角度や骨盤バランスの崩れが影響している可能性があります。

・座ると痛い日が何週間も続く
・立ち上がるときに痛みが再発する
・背中や腰にまで痛みが広がる

整体ではこのような訴えをされた場合、仙骨や尾てい骨の歪みを確認し、骨盤全体に歪みが波及しているか、周りの筋緊張があるかを確認して、問題があれば整えていきます。整体などで仙骨・尾骨のアライメントを調整すると、痛みの回復が早まることもあります。

立ったり座ったりした時に「尾てい骨が痛い」時は、こちらのブログもぜひチェックしてみて下さい。

 

4. 尾てい骨の痛みを放置するとどうなる?

尾てい骨打撲を「そのうち治るだろう」と放置してしまうと、思わぬ不調を招くことがあります。特に、尾骨・仙骨の歪みが残っている場合は、体の中心バランスが崩れ、全身に影響を及ぼします。

●慢性尾骨痛(尾骨周囲の神経痛)
尾てい骨の歪みが続くと、周辺の靭帯や神経に慢性的な炎症が起き、長期間座ると痛い・寝返りで痛いなど、慢性化することがあります。

●頭痛・めまい・倦怠感
仙骨は自律神経と関係が深く、骨盤の歪みが続くと脊髄から脳への神経伝達が乱れ、頭痛やめまい、全身の倦怠感を引き起こすことがあります。

●便秘・下痢・過敏性腸症候群
仙骨の歪みは腸の神経支配にも関係しています。尾てい骨の傾きが強いと、腸の蠕動運動が低下し、便秘や下痢を繰り返すケースも。

●強い肩こり・腰痛
仙骨が歪むと、背骨全体にねじれが波及し、腰や肩に余分な負担がかかるようになります。この結果、左右の肩甲骨の高さの違い、肋骨の歪みによって、今までになかった強い肩こり・腰痛・側湾症などが定着してしまうこともあります。

打撲や骨折の有無に関係なく、痛みが長引く場合は体全体の歪みの修正が必要です。

 

5. 痛みを和らげる応急処置と整体での回復サポート

お尻を冷やす女性

尾てい骨を打った直後は、まず「無理に動かさず、炎症を抑える」ことが最優先です。

自宅でできる応急処置
・患部を冷やす(最初の48時間)
→ 炎症や腫れを抑える効果があります。
・座るときはドーナツクッションを使用
→ 尾てい骨への圧力を減らします。
・安静に過ごす
→ 無理にストレッチや運動をしないこと。

●痛みが和らいできたら…
そのまま治癒していきますので、特に何もする必要はありません。

●痛みがなかなか引かない…、別のところに痛みが出てきた…
打撲の衝撃で仙骨・尾骨や骨盤に大きな歪みが起きた可能性があります。そんな時は専門の整体施術を早めに受けましょう。

 

6. まとめ:放置はダメ!打撲・骨折・歪みの見極めを早めに。

転倒してお尻を強打し、強い痛みがある場合は、まず医療機関を受診することをおすすめします。それにより骨折・打撲の見極めが瞬時にできます。その後、家に帰ってすぐに患部を冷やし、炎症を抑えましょう。

数日経っても痛みが引かない場合は、歪みが起きていることを想定して、専門の整体院を受診してみましょう。Uenishi整体院では、転倒時に起きた仙骨・尾骨・骨盤の歪みを検査し、整えていきます。

早めの施術によって、
・座る・立つ際のお尻の痛みが軽減
・打撲による骨盤の歪みの改善で腰痛・肩こりの改善
・自律神経の安定
が期待できます。

お尻を打って痛みが引かず不安な方は、当院の施術をぜひお試し下さい。

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