こんばんは。
大阪中央区本町で慢性腰痛、膝の痛み専門整体院Uenishi(うえにし)整体院院長の上西です。
✔︎長時間立っているだけでだんだん腰が痛くなってくる。
✔︎長く立っていられない。電車に乗るとすぐに空いている席を探してしまう。
✔︎立ちっぱなしの状況が続くと腰が抜けそうになってお尻や太もも、ふくらはぎまで痛くなってくる。
このように立っているだけなのになぜ腰が痛くなってしまうのでしょうか?
この時によく考えてしまいがちなのが、
筋肉が弱い、
筋肉が硬くなっている、
というような筋肉が原因で腰痛が起こっているという考え方ですね。
これは間違いではないのですが、これでは立ちっぱなしで起こる腰痛を根本から治していくのは難しくなります。
では立ちっぱなしで腰痛が出る原因をもう少し突っ込んで考えてみましょう。
なぜすぐに腰の筋肉は硬くなってしまうのか?
筋肉が硬くなるのはなぜなのか?
すぐに痛みでどうしようもなくなって座り込みたくなるのはどうしてなのか?
そのように考えていくと、立っている時の姿勢が一つのカギとなります。
すぐに腰痛が起こる人の立ち方や骨格を注意深く見ていくと、実はある共通点が見えてくるんです。
それは仙骨の歪みと股関節の出っ張り、そして背骨のねじれが共通してあることです。
この骨格の中心部分の歪みとねじれこそが、体の安定性を損なう根本原因となっているのです。
腰痛のメカニズムは高層マンションで例えることができる!
骨格はビルに例えると鉄骨、筋肉はセメント、コンクリートの役割に当たります。
では30階建てのマンションの付近で地盤沈下や地震が起こったことを想像してみて下さい。
地盤沈下や地震の影響で土地が傾くと、当然支柱であるマンションの鉄骨にひずみが起こります。
当初はまっすぐ立っていたのに土地の影響を受けてマンションが傾きますよね?
そんなマンションに住んでいられますか?
無理ですよね。
もちろん立て直しをしてからでないと安心して住むことはできません。
施工業者から「鉄骨はそのままで、コンクリートやセメントで強度を上げて対処しましょう」
と言われたら黙って「はい。」と言いますか?
不安で仕方ないはずです。
鉄骨が何より強度を保証する唯一のものなのですから当然です。お分りいただけましたでしょうか?
筋肉が硬くなるはある問題の二次的要素によって起こっていた!
骨格の歪みやねじれがある事で体本来の安定感を失うと、筋肉がそれを補おうと必要以上に固くなります。
それによって腰に痛みが出るのです。
筋肉はずっと固い状態を保っていないといけないですから、長くは持たなくなってくるのです。
そうして、ちょっと長く立っていただけで、ちょっと長く座っていただけなのに、すぐに腰が痛くなってしまうのです。
この腰痛を治したいと思って筋肉にフォーカスした治療、すなわちマッサージやストレッチ、トレーニングで筋肉の状態を良くしようとしても、歪みがあるためにまたすぐに固くなってしまい何度も繰り返してしまいます。
人間の体も高層マンションと同じように、まずは鉄骨の傾きやひずみ、すなわち骨の歪みとねじれを見つけてそれを治す事が重要で、筋肉はその次なのです。
筋肉が硬くなるのは二次的な問題として起こってるという事がこの説明で分かっていただけたかと思います。
このようなことで何年も立ちっぱなしで起こる腰痛でお悩みの方は、治療の考え方を改めてみてはどうでしょうか?
①マッサージにずっと通い続けている。
②ストレッチやトレーニングをしても全く良くならない。
そして、
③左右で腰をひねると動きが大きい方と少ない方の差がある。
④足踏み運動で片脚だけがなんとなく上げづらい。
⑤反り腰の自覚がある
⑥猫背の自覚がある
こんな方は、まず骨盤や背骨に歪みやねじれがある確率が非常に高いと思われます。
骨格を正しく整えてみてはいかがでしょうか?
あなたの体が大きく変わる可能性大ですよ!!
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